取材テープ提出命令を批判=日本ペンクラブ
時事通信 11月9日(火)16時53分配信神戸地裁がジャーナリスト田原総一朗氏に北朝鮮拉致問題をめぐる取材録音テープの提出を命じたことについて、日本ペンクラブ(阿刀田高会長)は9日、「ジャーナリストの職業倫理を踏みにじり、取材源との信頼関係を壊し、言論表現の自由を傷つけるもの」と批判する声明を出した。
声明は、今回の提出命令が「報道関係者は原則として取材源にかかわる証言を拒絶できる」とした2006年10月の最高裁決定に違反する疑いが強いと指摘。田原氏側が即時抗告した大阪高裁に対し、命令を取り消すよう強く求めている。
by yupukeccha | 2010-11-09 16:53 | 社会