人気ブログランキング | 話題のタグを見る

<セブン銀>アジア各国にATM 海外送金サービスも開始へ

6月19日2時0分配信 毎日新聞

 18日就任した二子石(ふたごいし)謙輔・セブン銀行社長(57)は毎日新聞のインタビューで「アジア各国のセブン-イレブンに現金自動受払機(ATM)を置いていく」と述べ、アジアに進出する方針を明らかにした。外国人労働者の増加を背景に、海外送金サービスも来年3月に始める。国内で蓄積したコンビニATMのノウハウを海外展開に生かす考えだ。

 セブン銀は01年に開業し、全国のセブン-イレブン店内や駅などに約1万5000台のATMを設置。10年3月期連結決算の最終利益は179億円と過去最高益を計上した。二子石社長は「国内のセブン全店にATMを置き、一つの目標は達成された。間口を広げて経営する段階だ」と指摘。セブン-イレブンは中国や韓国、タイなどアジア8カ国約1万6000店を展開しており、セブン銀は現地金融機関と協力してATM設置を進める計画。今後3年間で具体化させる。

 また、200カ国への送金インフラを持つ米ウエスタンユニオン社と提携し、来年3月にインターネット・バンキングを使った海外送金サービスを開始し、来年7月にはATMからも送金可能にする。二子石社長は「24時間利用でき手数料も既存の金融機関の半分以下にする。日本で働く外国人の需要を取り込める」と自信を見せた。

 国内では金融機関からのATM運営や事務作業の受託も始めるという。【清水憲司】

by yupukeccha | 2010-06-19 02:00 | 経済・企業  

<< スーダンPKO派遣、無駄遣い?... <ツチガエル>片足ない幼体を大... >>