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「痛い!」 授業中、突然叫び声 横浜の同級生刺傷

2010年6月16日0時33分 朝日新聞

 授業中の教室で起きた、突然の出来事だった。横浜市港北区の私立清心女子高校で15日昼過ぎ、1年生の女子生徒(15)が同級生(15)を刺し、殺人未遂の疑いで神奈川県警に逮捕された。活発だったという被害者に、「おとなしい」と見られていた加害生徒。対照的だったという2人に何があったのか。

 同校は東急東横線白楽駅の近くで、全校生徒は約350人。事件時の教室には教諭と生徒35人がいたという。

 「痛い!」。4時限目の国語の授業中、教室の後方から突然、叫び声が上がった。

 すぐ前の席の生徒が気づき、ざわめきは教室内に広がる。黒板に向かっていた女性教諭が振り返ると、刺した生徒は両手を腹の前で握るような格好をしていた。

 被害者の生徒は腹に刃物が刺さったまま、病院に運ばれた。「刺された本人は何があったかわからなかったのでは」(学校関係者)。教室に残された生徒たちは、ぼうぜんとしていたという。

 刺した生徒は担任教諭に連れられて応接室に移動。しばらく警察官に話を聴かれた後、伴われて署に向かったという。

 「とっても明るく、元気で活発な生徒です」。記者会見した同校の永野多嘉子校長は、被害者の生徒をそう表現した。しかし、逮捕された生徒については「私は話したこともなく、知らなかった」。そして「(担任教諭は)口数が少ないと言っていました」とだけ話した。

 永野校長によると、2人は別の中学の出身。新入生は入学直後は出席番号順で席を決め、逮捕された生徒と被害者は隣同士になった。学校行事が一段落した5月下旬に席替えがあったが、2人は偶然、再び隣同士になったという。

 同校は事件を受けて午後からの授業をすべて取りやめ、生徒たちは無言のまま帰宅した。16日は休校とし、保護者への説明会を開くという。


刺された女子高生は重体 横浜市
6月16日1時27分配信 産経新聞

 横浜市の私立清心女子高校で15日、1年の女子生徒(15)が同級生に脇腹を刃物で刺された事件で、神奈川県警によると、女子生徒は意識不明の重体だという。

by yupukeccha | 2010-06-16 00:33 | 社会  

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