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雇用に底打ち感 4月求人広告、25カ月ぶり前年比で増

2010年6月8日 朝日新聞
  
雇用に底打ち感 4月求人広告、25カ月ぶり前年比で増_b0161323_223715.jpg 4月に求人情報誌やインターネットの求人サイトに掲載された企業の求人広告の件数が、25カ月ぶりに前年同月を上回った。厚生労働省の調査でも、4月の新規求人数は2カ月連続で前年同月を上回っており、雇用情勢に底打ち感が出てきた。

 全国求人情報協会が、会員66社の紙媒体と求人サイトに載った広告の件数を調べた。

 4月の掲載件数は44万5千件で、前年同月を6.3%上回った。媒体別では、求人サイトが最も多く20万5千件で同22%増。有料求人情報誌は4万7千件で同14.9%増となり、2カ月連続で増えた。フリーペーパーは13万1千件(同9.7%減)、折り込み求人は6万件(同4.5%減)で前年同月を下回ったが、減少の幅は小さくなってきている。

 人材サービス大手インテリジェンスによると、求人サイト「an」の4月の広告件数は前年同月より40%増。東海地方の自動車関連や、関西地方の電機メーカーの求人が増えている。求人情報を提供するディップのサイト「バイトルドットコム」も、5月はパートやアルバイトの募集広告が41%増えた。医療や介護、物流の募集が目立つという。

 転職市場の求人にも動きが出てきている。リクルートによると、転職サイト「リクナビNEXT」では4月以降、インターネットの技術者や住宅営業などの求人が増えており、前年同月比の広告件数がプラスに転じたという。

by yupukeccha | 2010-06-08 23:59 | 経済・企業  

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