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ケーラー大統領が辞任=海外派兵発言で引責-ドイツ

2010/06/01-00:09 時事通信

 【ベルリン時事】ドイツの経済的利益のためには連邦軍の海外派兵が必要と発言し、批判を浴びたホルスト・ケーラー大統領(67)が31日、誤解を招いた責任を取って辞任すると発表した。同国大統領が任期途中で辞任するのは初めて。

 同大統領は21日、アフガニスタンを訪問した際、ラジオのインタビューで、「ドイツは対外貿易に依存している。国益を守るため、緊急時には軍の展開が不可欠」と主張。自由な通商路を確保するとともに、貿易への悪影響を防ぐため、地域の不安定化を阻止しなければならないと訴えた。


<ドイツ>ケーラー大統領辞任 アフガン発言で批判浴び
5月31日22時2分配信 毎日新聞

 【ベルリン小谷守彦】ドイツのホルスト・ケーラー大統領(67)は31日、「我が国の重要で困難な問題について誤解を招く発言をした」として、辞任した。大統領は先に、アフガニスタンへのドイツ軍派遣について「ドイツの経済的利益のために軍事介入は必要」と発言し、批判を浴びていた。

 ケーラー氏は04年7月に大統領に就任し、現在2期目。ドイツの大統領は国家元首だが政治的実権は限られ、象徴的な地位とされている。

by yupukeccha | 2010-06-01 00:09 | ヨーロッパ  

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