判決直前「共犯いる」、傷害致死容疑で2人逮捕/松田署

10月1日20時0分配信 カナロコ

 今年3月、解体工の男が勤務先の社長を暴行して死亡させ、松田署に自首した傷害致死事件で、同僚2人も暴行に加わっていたとして、同署は30日、2人を傷害致死容疑で逮捕した。同署などによると、男は初公判で「単独犯」と主張し、懲役7年を求刑されたが、判決直前に「共犯がいる」と訴えを変えたため、同署が再捜査していた。

 同署によると、男は住所不定の25歳の被告。逮捕されたのはいずれも同僚の男で33歳と34歳の両容疑者。一人は容疑を否認、もう一人は大筋で容疑を認めているという。

 同署は同日、犯人隠避の疑いで、同被告と、否認している容疑者の同居の女(29)を逮捕した。

 両容疑者の逮捕容疑は、今年3月6日から9日にかけて、同被告と共謀し、小田原市内の海岸などで、勤務先の解体会社の男性社長=当時(24)=に暴行を加え、死亡させた疑い。

 同被告は3月9日夜、社長の遺体を車に載せ松田署に自首。6月10日に横浜地裁小田原支部の初公判で起訴事実を認め、7月8日に判決の予定だった。

 ところが7月2日、同支部に弁護側が弁論再開を申請し、9月1日の公判で同被告は従来の主張を変えた。同署によると、「夜な夜な枕元に社長が現れ、正直に話す気になった」と話したという。同署は「再捜査で同被告の新たな供述の信憑(しんぴょう)性が高まった」とし、両容疑者ら3人の逮捕に踏み切った。同署は同被告の自首当時も、3人を参考人として事情聴取していたが、3人とも「同被告が1人でやった」などと話していたという。同署は「捜査は適正に行われたが、うそを見抜けなかった」としている。
[PR]

by yupukeccha | 2009-10-01 20:00 | 社会  

<< 【五輪招致】劣勢はね返すか 石... バンコク、1日からゴミ捨て行為... >>