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新型インフルの子ども、異常行動151例 厚労省研究班

2009年12月1日4時51分 朝日新聞

 小児の新型の豚インフルエンザ患者で、季節性インフルでみられるのと同じように突然走り出すなどの重い異常行動が151例報告されていることが30日、厚生労働省研究班の中間報告でわかった。同省は、インフルで発熱後少なくとも2日間は子どもを1人にせず、注意深く見守るよう呼びかけている。

 約半数は薬の使用は不明。26人がインフル薬タミフルを使い、36人が別のインフル薬リレンザを使っていた。薬との関連は今のところ分かっていない。11人は薬を飲んでいなかった。

 季節性では2008~09年のシーズンに、小児の異常行動が約170例報告されている。

 厚労省によると、小児科、内科のある全国8万の医療機関からの報告をもとに、19歳以下のインフル患者の異常行動を毎年調べている。

 今シーズンは11月15日までに151例の報告があり全体の約8割は発熱後、2日以内に異常行動が起きていた。平均年齢は9.87歳。このうち発熱4日目までに、突然走り出したのが59例、飛び降りが8例、両方が2例。死亡や重症例はない。

 同省は今後も異常行動は増えるとみており、医師や薬剤師向けに、リスクの説明を患者に十分するよう求める通知を出す。症例についてもさらに情報収集していくという。

by yupukeccha | 2009-12-01 04:51 | 社会  

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