タイからの入国者が激減
2009/11/11 21:40 カンボジアウォッチニュースタクシン=チナワット元タイ首相夫妻がカンボジアに到着した10日、カンボジア西部パオイパエト国境検問所では、タイからの入国者が、非常に少なくなったことがわかった。パオイパエト市警察のヌット=リー長官が明かした。
また、カンボジア南西部コ=コンの国境検問所でも10日、タイから入国した車輌が、一台もなかったことがわかった。コ=コン州出入国警察のキム=ラタナー副長官が明かした。同検問所では通常、毎日数百台の乗用車やトラックがカンボジアに入国しているという。
同副長官は、国境は通常通り開いていると述べた。
タクシン夫妻は10日夕、プノンペン市チョムカー=モーン区でフン=セン首相一家と歓談し、カンプチア国営テレビでその模様が放映された。また首相は11日にも、プノンペン近郊カンダール州の首相邸でタクシン元首相と会談するとともに、タイからのタクシン氏の犯罪人引渡請求に対し、氏が政治犯であり、したがって引渡条約に定められた適用除外対象であることを理由に、ただちに公式な拒否回答を手交したと会談後発表した。
by yupukeccha | 2009-11-11 21:40 | アジア・大洋州