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スー・チーさん 近く解放か 軍政筋明かす

11月11日7時57分配信 産経新聞

 【シンガポール=宮野弘之】ミャンマーの軍事政権筋は10日、産経新聞に対し、同国の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが、近く自宅軟禁を解かれるだろうと述べた。具体的な日時は明らかにしなかったが、きわめて近いとの認識を示した。

 スー・チーさんをめぐっては、ミャンマーの外務省高官も9日、AP通信に対し、スー・チーさんが解放され、来年中に予定される総選挙にかかわることができるだろう、と述べていた。

 オバマ米大統領は15日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳との会合で、ミャンマー問題について米国が関与政策へと転換したことを説明し、理解と協力を求める考え。ミャンマー軍政としては、こうした動きを見極めながら、スー・チーさんの解放に踏み切る可能性がある。

 今月4日、ミャンマーを訪問したキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、首都ネピドーで軍政幹部と会談したほか、最大都市ヤンゴンで、スー・チーさんや、スー・チーさんが率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)の幹部らとも会談。米国として、ミャンマー軍政と関係改善に向けた話し合いを行う用意があると明言。スー・チーさんをはじめとする政治犯の解放とすべての当事者が参加した総選挙の実施など、民主化への具体的努力を行うよう軍政側に要請していた。

by yupukeccha | 2009-11-11 07:57 | アジア・大洋州  

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