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悪質弁護士事例 日弁連が調査へ 多重債務で苦情増え

2009年11月5日 朝日新聞

 多重債務問題を手がける弁護士に対する苦情が増えていることから、日本弁護士連合会が全国的な実態調査に乗り出す。日弁連は7月に「債務整理事件処理に関する指針」を作り、会員に誠実な対応を求めてきたが、その後も会員と債務者との間のトラブルが報告されているためだ。

 12月中旬までの1カ月間、債務者に対し、面談の有無や十分な説明があったか、報告は迅速だったかなどを債務者から聞き取り調査をする。悪質な例があれば、各地の弁護士会に懲戒や指導を求めることにしている。

 この問題をめぐっては、利益が見込める「過払い金訴訟」を集中して扱う弁護士が増え、債務者から「直接面談もせず、意に沿わない処理をされた」「ほかにも債務があるのに、弁護士は過払い金返還請求だけを受けた」などの苦情が相次いでいた。

by yupukeccha | 2009-11-05 06:00 | 司法  

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