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ミス慶応コン、今年が最後? 主催団体、事件で活動自粛

2009年10月27日3時1分 朝日新聞

 部員10人が駅構内を全裸で走り、公然わいせつ容疑で書類送検された慶応義塾大学の公認サークル「広告学研究会」が無期限活動自粛を決めたことが分かった。研究会は、来月下旬開催される学園祭の目玉行事の一つ、「ミス慶応コンテスト」を主催。今年は時期が迫っているうえ、協力企業から協賛金を集めていることもあり実施するが、来年以降は開催できない可能性もある。

 慶大によると、研究会は24日の総会で活動自粛と代表ら幹部の辞任を決めた。事件後の処分について指導してきた大学本部も了承した。

 慶大の学園祭「三田祭」は11月20~23日にある。ミス慶応コンテストは、研究会が主催し、今年で26回目。22日に学生らによる投票が行われ、「ミス慶応2009」が選ばれる。歴代のミスにはフジテレビの中野美奈子さん、TBSの青木裕子さん、テレビ朝日の竹内由恵さんなどのアナウンサーがおり、「女子アナの登竜門」とも呼ばれる注目イベントとなっている。

 今年のミスはすでに6人の候補が決まり、公式サイトで写真やブログなどが公表されている。

 大学広報室によると、活動の自粛で、ミスコン中止の意見もあった。しかし、「今年の中止は、協力いただいた団体に迷惑もかかる。協賛金も数百万円集まっており、開催もやむを得ないとの結論になった。ただ、来年以降は未定」という。

 公式サイトによると、研究会は1924年創立で、現部員は約100人。書類送検された10人はいずれも慶大1年の18歳と19歳の学生。9月20日午前4時すぎ、東急東横線日吉駅(横浜市港北区)構内を全裸で走り回り、その様子をビデオカメラで撮影していたとされる。(石川智也)

by yupukeccha | 2009-10-27 03:01 | 社会  

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