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目的地通過パイロットら、操縦中にパソコン使用 調査報告

10月27日11時12分配信 CNN.co.jp

(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリス・セントポール国際空港に着陸する予定だったノースウエスト航空188便が同空港を通過した件で、操縦士らが当時私物のラップトップコンピューターを使っていたことが、米運輸安全委員会(NTSB)の調査報告で26日分かった。

ノースウエスト航空の親会社デルタ航空は声明で、操縦士が飛行中に任務と無関係の活動に携わることは社内規定で禁止されていると説明し、違反した場合は雇用契約を解除する方針であることを明らかにした。

188便の操縦士ティモシー・B・チェニー氏(53)は1985年入社で、飛行時間は2万時間余り。また副操縦士のリチャード・コール氏(54)は97年入社で、飛行時間は1万1000時間前後。両氏ともこれまでの勤務記録に事故や違反はなく、健康問題もない。

報告によると、チェニー氏とコール氏は操縦室内で口論や居眠りをしたことを否定する一方、会話に集中して航空機の飛行地点や時間から注意が逸れ、管制室からの通信が耳に入らなかった時間帯があったことを認めた。両氏はラップトップコンピューターを使いながら、ノースウエスト航空とデルタ航空の合併に伴う乗員の勤務スケジュールについて話し込んでいたが、着陸予定時間の約5分前に客室乗務員からの連絡で目的地の空港を通過したことに気付き、78分ぶりに管制室との交信を再開したという。

ノースウエスト航空は当時の乗客144人に500ドル(約4万6000円)のクーポンを配布し、チェニー氏とコール氏を休職とした。




居眠り操縦?ノースウエスト機240kmも通り過ぎ
10月24日18時53分配信 読売新聞

 【ロサンゼルス=飯田達人】米ミネソタ州上空を航行中のノースウエスト航空機が21日夜、着陸予定だったミネアポリス・セントポール空港を約240キロも通り過ぎて飛行を続けた後、引き返して着陸するトラブルがあった。

 操縦士と管制官の交信が1時間半近くも途絶えており、AP通信は23日、操縦士が居眠りしていた可能性もあるとみて米運輸安全委員会が調査を始めたと報じた。

 同機はカリフォルニア州サンディエゴ空港を離陸したエアバスA320型機(乗客乗員149人)。到着を前に88分間にわたって交信が途絶えたため、ハイジャックの可能性もあるとみて、米軍機が待機する騒ぎになった。

 機長(53)と副操縦士(54)は「航空会社の方針を巡る議論が白熱し、目的地に着いたことに気付かなかった」などと釈明しているが、管制官の呼びかけに応じなかったなど不自然な点が多いため、同委員会は両者から詳しく状況を聞く方針だ。

by yupukeccha | 2009-10-27 11:12 | 北米・中南米  

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