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筆談ホステスの斉藤さん 故郷の市長に自著贈呈

2009.10.21 21:12 産経新聞

 東京・銀座でホステスとして活躍し、自叙伝「筆談ホステス」(光文社)がベストセラーとなった青森市出身の斉藤里恵さんが21日、故郷を訪れ、鹿内博青森市長に自著を贈呈した。

 斉藤さんは生後間もなく病気の後遺症で聴力を失い、成長するにつれ“青森一の不良娘”と呼ばれたことさえあったという。しかし接客業に目覚め、水商売の道に進んだ。そして苦難を乗り越え、紙とペンを使った筆談コミュニケーションで、銀座ナンバーワンホステスに上り詰めるまでの半生を綴った自叙伝が11万部を突破した。

 9月には客との筆談で生まれた心安らぐ言葉や心に残る言葉を集めた第2弾「筆談ホステス 67の愛言葉」(同)を出版した。

 8月に続く2度目の訪問となった斉藤さんは、自ら著書にサインして鹿内市長に寄贈。メモ用紙に「ねぶたの時は大変楽しいひとときが味わえて感激です」と筆談で感謝の言葉を記すと、鹿内市長も筆談で「青森のすばらしさを数多く紹介していただき、青森の宣伝にもなります」と笑顔で応じていた。

 光文社の担当者によると、斉藤さんを題材にしたテレビドラマ化の話が進んでいるという。さらに、来年12月の東北新幹線新青森駅開業をにらみ、同市とのコラボレーション企画も検討している。

by yupukeccha | 2009-10-21 21:12 | 社会  

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