戸塚ヨットスクールで女性自殺、入寮したばかり
10月19日12時27分配信 読売新聞19日午前9時40分頃、愛知県美浜町の戸塚ヨットスクール(戸塚宏校長)の3階建ての寮屋上(高さ約10メートル)から、入寮中で横浜市出身の女性(18)が飛び降りた。
女性は病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
県警半田署の発表によると、女性は寮の屋上で、男性コーチ(55)、寮生1人と共に、布団干しの作業をしていたところ、約1・5メートルのコンクリートの柵を乗り越え、飛び降りたという。同署は自殺とみて、関係者から事情を聞いている。女性は今月16日に入寮。遺書は見つかっていないが、入寮当初から「死にたい」などと話していたという。
読売新聞の取材に対して、同スクールは「取り込んでおり、対応できない」としている。現在の入寮者は約10人という。
同スクールでは1980~82年、訓練生2人が死亡、2人が行方不明になる事件があった。事件を起こした戸塚校長は、2006年から現場復帰しているという。
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戸塚校長は、報道陣に対し「訓練生が逃げ出すことは、しょっちゅうある。2年前にも屋上から飛び降りた訓練生がいた」と話した上、「自殺を止められなかったことはしょうがないが、預かっている子供が亡くなったことについては責任を感じている」と話した。
by yupukeccha | 2009-10-19 12:27 | 荒む社会