スー・チーさんが再会談 軍政と制裁解除協議か
2009/10/07 17:24 共同通信【バンコク共同】ミャンマー軍事政権筋によると、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんは7日、最大都市ヤンゴンの政府ゲストハウスで、軍政のアウン・チー交渉担当相と3日に続き、再び会談した。
会談時間は約30分で、会談内容など詳細は不明。約1年9カ月ぶりに行われた3日の会談では、欧米諸国の対ミャンマー制裁解除問題が話し合われたとみられており、この日の会談でも引き続き、制裁解除について協議された可能性がある。
地元記者によると、3日の会談でスー・チーさんは軍政トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長へのメッセージを担当相に託し、担当相が議長の返答をこの日、スー・チーさんに伝えたとの見方が出ている。
担当相を仲介役にしたスー・チーさんと議長との“対話”は今後も続く見通しだという。
スー・チーさんは先月下旬、制裁一辺倒だった米国の政策見直し発表を受け、制裁解除に向け軍政と協力する用意があるとの書簡を議長に提出していた。
by yupukeccha | 2009-10-07 17:24 | アジア・大洋州