ロシア記者射殺から3年 捜査迷走、続く言論封殺
10月7日17時56分配信 産経新聞ロシアのプーチン政権批判で知られた女性記者、アンナ・ポリトコフスカヤさん(当時48)が射殺された事件から7日で3年が経過した。6日に記者会見した遺族らは「時間とともに全容解明への期待が遠のいている」と述べ、迷走する捜査と相次ぐ記者や人権活動家の殺害に憤りの声を上げた。事件をめぐっては首謀者や実行犯が拘束されておらず、従犯3被告の審理も最高裁がモスクワの裁判所に差し戻した。7日にはモスクワ市内で追悼集会が予定されている。行事にあわせて訪露予定だった非政府組織「国境なき記者団」(本部・パリ)の事務局長らは入国ビザの発給を拒否された。(モスクワ 遠藤良介)
by yupukeccha | 2009-10-07 17:56 | ヨーロッパ