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普天間問題 「辺野古移設は疑問」 国交相、再検討に言及

10月4日7時57分配信 産経新聞

 前原誠司国土交通相(沖縄・北方対策相)は3日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先をめぐり、「何とか鳩山政権下で新たな移設先を再検討し、それを実施することが必要だ。辺野古(沖縄県名護市)への移設が本当に進むのかどうか疑問を持っている」と述べた。宜野湾市で記者団の質問に答えた。

 前原氏は移転問題への歴代政権の対応を「時間がかかりすぎている」と批判。新たな移設先について「早く進むものを模索しなければならない。外相、防衛相が議論しているので結果を待ちたい」と述べた。

 これに先立ち、前原氏は沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事と会談。前原氏は「普天間飛行場の返還は沖縄の皆さまにも日米同盟を維持していく上でも大事だ。われわれと沖縄の意見をうまく融合できるようにしたい」と説明。仲井真知事は「ベストは県外だが、名護市が受け入れてくれる間に移設した方が現実的だ」と現行計画の推進を求めた。辺野古移設は日米両政府で合意しているが、鳩山由紀夫首相は訪米中の先月24日、「私のベースの考えを変えるつもりはない」と県外移設を前提に見直す考えを表明した。

by yupukeccha | 2009-10-04 07:57 | 政治  

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