人気ブログランキング | 話題のタグを見る

談合企業から献金やパー券代 麻生氏の選挙区支部、古賀氏の団体

2009年10月3日 01:42 西日本新聞

 麻生太郎前首相と古賀誠元自民党幹事長の選挙区支部などが、競売入札妨害(談合)罪で幹部が摘発された建設業者から献金や、パーティー券を購入してもらっていたことが2日、分かった。

 業者は、2007年の大木町発注の中学校改修工事入札をめぐり、幹部が翌08年に談合罪で略式命令を受けた福岡市博多区のサンコービルド。

 政治資金収支報告書によると、麻生氏が支部長の自民党福岡県第8選挙区支部は、同社から、05年から計48万円の献金を受けた。古賀氏の資金管理団体「古賀誠筑後誠山会」は、04年から毎年50万-150万円、計500万円の政治資金パーティー券を販売していた。

 両団体とも、08年分の収入が幹部の刑事処分確定後だったことから、麻生氏側は1日、同社に08年分の献金額12万円を返還。古賀誠筑後誠山会も「道義的な問題がある」として、古賀氏本人と協議し、パーティー券代50万円を週明けにも返金することを決めた。

 一方、麻生氏の自民党支部は、キヤノンをめぐる脱税事件で幹部が法人税法違反容疑で逮捕された久留米市の造園会社「内山緑地建設」から、08年までの6年間に計144万円の献金を受けていた。麻生氏の筑豊事務所は「政治資金規正法にのっとって適正に処理している」としている。

by yupukeccha | 2009-10-03 01:42 | 政治  

<< 聖心インターナショナル 米国籍... ビア・チャン、2年で業界トップ... >>