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「森・古賀・安倍・福田・小泉」当選させた民度の低さ

2009/9/3 10:00 日刊ゲンダイ

 政権交代の熱気に冷水を浴びせたのが落選して当然とみられていた自民党候補たちの悪あがき当選だ。国民の暮らしをグチャグチャにしてきたA級戦犯が、恥も外聞もかなぐり捨ててドブ板選挙を展開。まんまと生き残ってしまった。

 キングメーカー気取りの森喜朗元首相。当落が微妙だったせいで、30日は地元紙だけ取材を許可し、ほかのメディアを選挙事務所から締め出した。そのくせ選挙戦ではメディアで顔が売れている有名人をバンバン使った。

「驚いたのが女優の泉ピン子です。2回も選挙区入りし、『文部科学省に掛け合って映画の予算をつけてくれた』と森元首相を持ち上げた。『若手芸人がテレビ局でトイレの場所を覚えるのに5年はかかる。政界でも若手は使えない』と支持を訴えたのです。ユンソナやコロッケも応援に入ったし、党内で1番人気の舛添厚労相も駆けつけています」(ジャーナリストの横田一氏)

 校区単位のミニ集会は、1人につき2人を動員するよう指示。必死に票を掘り起こした結果、石川2区の投票率は80%に跳ね上がった。

 古賀誠元幹事長は学会票で逆転したとみられている。ジャーナリストの鎌倉三次氏が言う。

「古賀元幹事長は、昨年秋に立正佼成会の推薦を受け、創価学会と決別しました。選挙区で4万票といわれる学会の支援がなくても勝てると踏んだのでしょう。でも、猛烈な逆風で身動きが取れなくなった。8月上旬に夫婦で筑後の創価学会施設を訪問、頭を下げて支援をお願いしたのです。これが最後に効きました」

 TBSが出口調査をもとに「選挙区敗北」と“速報ミス”した福田前首相。本人も一時は落選を覚悟していたのか、当確が出ると大喜びで2度も万歳三唱をした。「あなたとは違うんです」と政権を放り出したくせに、選挙戦では「群馬のことを知らない人に将来を任せられない」と地元にしがみつき、逃げ切った。

 元祖政権放り出し男の安倍元首相は、300回のミニ集会とお祭りめぐりでアピール。国民のことを考えると体調を崩したのに、自分の選挙では元気が出るらしい。

 日本をダメにした張本人・小泉元首相の次男進次郎氏も楽々当選だ。こんな連中に投票した選挙民は、政治に文句を言う資格はない。

by yupukeccha | 2009-09-03 10:00 | 政治  

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