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日照不足や大雨、記録的な7月=偏西風蛇行、エルニーニョが影響-気象庁検討会

8月3日21時23分配信 時事通信

 7月は北日本を中心として日照不足や大雨などが記録的な状況だったことが3日、気象庁のまとめで分かった。同庁は同日開いた異常気象分析検討会(会長・木本昌秀東大教授)で、エルニーニョ現象などの影響で偏西風が強まり、平年より南寄りに蛇行したことが主な要因との見解をまとめた。

 同庁によると、7月は梅雨前線が本州付近にほぼ停滞。北日本から西日本にかけて曇りや雨の日が多く、北日本の太平洋側では月間降水量が統計を取り始めた1946年以降最多に、北日本と西日本の日本海側では日照時間が最少となった。北海道の釧路や根室などのほか、むつ(青森)、呉(広島)、山口で月間降水量が過去最多を記録した。

 検討会の分析によると、亜熱帯ジェット気流(偏西風)が平年より強く、日本の西で気圧の谷が深まる形での蛇行が持続。例年7月下旬には気流が北に移動し、太平洋高気圧が張り出して梅雨明けとなるが、今年はならなかった。

by yupukeccha | 2009-08-03 21:23 | 社会  

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