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懇談会で自民執行部「団結」訴え 反麻生派は首相に距離

07/21 11:57 福島民友

 自民党執行部は両院議員懇談会を経て、結束のアピールに躍起となった。大島理森国対委員長は21日午前の国対会合で「公示から投開票まで40日間もある。この時間を戦略的に使い、民主党との責任能力の違いを国民に明らかにしたい」と指摘。菅義偉選対副委員長は、横浜市内で記者団に「全員団結して戦いに臨みたい。至らなかった点は真摯に反省し、解党的出直しで選挙に臨んでいきたい」と述べ、挙党態勢の必要性を強調した。

 一方、中川秀直、加藤紘一両元幹事長ら「反麻生派」は党本部で会合を開催。中川氏は「最後の最後まで自民党再生をあきらめない」と述べた。清水鴻一郎衆院議員は記者団に「内閣支持率が低迷する状況で解散に踏み切る首相に反省の弁を求める。それなくして党の再生はあり得ない」と首相に距離を置いた。

 自民党は首相の指示で非公開方針に異論があった懇談会の公開を決定し、首相は地方選連敗の総括と衆院選に臨む決意を表明。

 公明党の太田昭宏代表は与党党首会談後、記者団に「日本の未来を開く政策を具体的に出して論争したい」と強調。公明党は鳩山由紀夫代表の政治資金虚偽記載問題への「説明不足」などを「民主党4大罪」と批判する文書を策定し、選挙戦での街頭演説などで訴える方針だ。

by yupukeccha | 2009-07-21 11:57 | 政治  

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