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二階派パー券偽装購入認める=西松建設元社長、17日判決-東京地裁

2009/07/14-11:54 時事通信

 西松建設の偽装献金事件で、政治資金規正法違反罪などに問われた元社長国沢幹雄被告(70)の第2回公判が14日、東京地裁(山口雅高裁判長)であり、初公判後に追起訴されたダミー政治団体による自民党二階派のパーティー券購入について、同被告は「その通りです」と起訴内容を認めた。判決期日は17日に指定された。

 検察側は冒頭陳述で、工事受注の情報収集や人脈開拓などを期待した西松建設が2004年以降、二階俊博経済産業相の秘書の依頼を受けてパーティー券を購入していたと指摘した。

 二階氏との関係が取りざたされるのを避けるため、同社側は自己名義で購入する場合は20万円を上限に、それ以外はダミー団体名義で購入。購入総額は04年以降で844万円に上ったとした。

 検察側は「西松側にパーティー券購入を依頼したが、ダミー団体については知らなかった」とする二階氏秘書の供述調書の要旨も読み上げた。その上で、小沢一郎民主党前代表の政治団体への偽装献金事件などでの求刑と同じ、禁固1年6月を改めて求めた。

 これに先立ち、裏金を国内に持ち込んだとして、国沢被告とともに外為法違反罪に問われた元副社長藤巻恵次被告(68)に、山口裁判長は懲役4月、執行猶予2年(求刑懲役6月)の判決を言い渡した。

by yupukeccha | 2009-07-14 11:54 | 政治  

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