人気ブログランキング |

各地で急増する“女子”たち… 何歳までが女子ですか?

7月4日11時29分配信 産経新聞

 「最近、“女子”が増えてないか?」-。きっかけは、先輩男性記者の一言だった。「女子会」「女子力」「大人女子」など、確かにここ数年、メディア上で女子の2文字が目につくようになった。そういえば、アラサー、アラフォー世代の女性も自分たちのことを女子と呼んでいるような…。いったい、女子は何歳までなのか-。29歳の自称“女子”記者が、後輩の若手男性記者、S君(23)と取材チームを結成、いまどきの女子像を探ってみた。

 ■「アラサーは女子」

 「一昔前は、女子って聞くと懐かしい気分だったのに、最近自然と使うようになった」と話すのは、32歳、既婚の女性美容師。29歳事務系OLも「アラサーは女子。大人じゃなくても許される感じがして、使い勝手のいい言葉かも」

 私と同世代はほとんど、自分のことを「女子」と呼んでいた。29歳女子記者としては、アラサー女子の意見に納得…。が、この3月まで大学生だったS君は「アラサーで女子って言われても…」と微妙な表情。どうやら、若者の反応は違うようだ。

 若者といえば、渋谷。109付近で女子高生に聞いてみると、「大学生になったら大人だと思うので女子じゃない」(15歳高1)など否定意見はあるものの、「独身だと女子」「20代を女というのはまだ若くて違和感がある。30までが女子」など、寛容だ。自他ともに認める現役女子世代の余裕なのか…。

 ■「年齢を受け入れてない」

 逆に、冷ややかな反応を見せるのは、大学生や20代前半の“女子”たち。

 都内の私立大学のキャンパスで話を聞いた大学2年生(19)は「大人が自分を女子というのは、自分の年齢を受け入れていないイメージ」とバッサリ。

 「自分は女子ではなく女の子。20代後半からは女性」(21歳短大卒のOL)「大人女子とか、30代女子とか、形容詞がついている時点で純粋な女子じゃない」(24歳OL)

 女子高生が寛容なのに、アラサーに近い20代前半が冷淡なのはなぜ? 女子は年齢だけじゃなく、その人の置かれた状況も関係あるのかも。

 都内屈指の高級住宅街・白金。ベビーカーを押しながら歩いていた33歳主婦は「自分は女子ではないですね。女性ではいたい」と優雅に回答。シロガネーゼは圧倒的に「自分は女性」派が多かった。大人の女性であることに満足しているかのように映るのは、私のひがみか…。

 ■「私は永遠に女子」

 不思議なことに、2人の子持ちの小金井市の主婦(39)が「30代まで女子」と答えた隣で、3人の子持ちの三鷹市の主婦(40)は「40代まで女子」。自分の成長に合わせて、女子の定義が拡大しているような…。

 ちなみに、府中市の主婦(39)は「私は永遠に女子」と宣言していた。

 「39で女子ですか…」。“女子”の上限の高さ、定義の柔軟性に絶句するS君。報告を受けた先輩男性記者(39)は「うちの小6の娘は『女子は小学生か中学生』って言ってたぞ。女子は学生までだろう!」とややキレ気味。

 アラフォー以上の世代はどうとらえているのか?

 46歳主婦は「女子は、学生時代まで」。巣鴨で買い物をしていた80歳主婦も「女史? あ、女子ね。30、40は女性であって、女子じゃあないわね」と否定的だ。そもそも、女子イコール学生というイメージが強いようで、「女子という言葉は、身近で聞かないし、使わない」と口をそろえる。

 ■こびがなく、性的でもない

 「大人女子」「30代女子」という言葉を生みだした宝島社の女性誌「InRed」。2年前の夏から、「女子」を表紙に大きく打ち出した。

 同誌では、30代女子を「30代になっても大人のかわいらしさを尊重。関心ごとに学生時代の部活やサークルのノリで楽しむ女 性」と定義。読者からは「私のことだと思った」「共感した」などの声が寄せられ、大きな反響があったという。

 同誌の大平洋子編集長(41)は「女子という言葉はとてもフラット。女の子よりこびがなく、女というほど性的でもない。ファッションでも何でも好きなものでつながっている連帯感もある」と指摘、「女子は心の持ちようだから、永遠。女性はみんな女子」と言い切る。

 東京OL向けのフリーペーパー「クーポンランド」(サイファ社)は今春から、「女子」を旬なキーワードとして使うようになった。

 同社メディアマネジメント局の田村晴二郎局次長(32)は「女子は、女性同士が自立しているイメージ。女性の社会進出が進み、消費力が高く自立した女性が増えたことが“女子”の背景にある」と説明する。

 ■新しい人間像を作る創造的な言葉?

 取材を通じて気がついたのは、自称“女子”と「女子以外の女性」の間で、“女子”像がかけ離れていること。

 「年齢に関係ない、女性らしさ」という意味を込める自称“女子”。これに対し、「女子以外の女性」は若さや幼さをイメージしているようだ。

 立命館大学の東照二教授(社会言語学)は「若さを見直したいという気持ちの表れでもあると思うが、新しい人間像を作っていく創造的な言葉ではないか」と分析する。

 既婚、未婚、子供の有無にかかわらず、“女子”はいた。「新しい人間像」故に、とらえ方が人それぞれだったのかと妙に納得。“女子”という言葉の奥深さに感じ入りつつ取材を終えた。

 ところで、あなたは“女子”ですか?

by yupukeccha | 2009-07-04 11:29 | 社会  

<< 福井空港は「Fuck~」最も下... 女優の後藤まい、甘~い第一声 ... >>