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高級マグロのすし、格安で=大型チェーンが消費に活

2009/07/04-05:09 時事通信

高級マグロのすし、格安で=大型チェーンが消費に活_b0161323_10391974.jpg すしの主役とも言えるマグロのにぎりを目玉商品として打ち出すチェーン店が増えている。大幅な値引きに加え、期間限定、ボリュームアップなどをアピールしたにぎりが次々に登場。ボーナスシーズンの書き入れ時に、集客の切り札として人気を集めている。

 東京都内に「すしざんまい」など29店を展開する喜代村(東京)は、6月17日から9月末まで、マグロにぎりの「半額セール」を実施。上質な北大西洋産クロマグロを使った通常1個418円の大トロが208円と激安だ。木村清社長は「利益は度外視、大サービスで世の中を元気づけたい」と話す。

 回転すし店の銚子丸(千葉市)は、オーストラリアで水揚げしたばかりの生鮮ミナミマグロを使ったにぎりを6月下旬から期間限定で販売している。空輸コストなどがかさむ魚だが、仕入れを工夫して「中トロ」2個を定番メニューよりも3割以上安い262円に。「現地が冬なので脂が乗っている」(商品部)とおいしさも折り紙付きだ。

 回転すし店を全国展開するカッパ・クリエイト(さいたま市)は今月12日まで、一部のすしねたを大きくしたキャンペーンを実施。クロマグロのトロの場合、通用より約30%増量して「しゃり」の長さの2倍近い切り身を使うが、価格は1個105円に据え置いた。週末を中心に予想以上に来客数が伸びているという。

 不況に伴う消費の伸び悩みから、マグロ類の卸値は6月以降、「冷凍物を中心に昨年より2割近く値下がりしている」と卸関係者。しばらく安値が見込めるとあって、すし店各社は今後も花形のマグロを使った集客競争を過熱させそうだ。

by yupukeccha | 2009-07-04 05:09 | 社会  

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