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総選挙占う東京都議選、告示

2009年7月3日13時24分

総選挙占う東京都議選、告示_b0161323_1444070.jpg 総選挙の前哨戦として、各党が国政選挙並みの態勢で臨む東京都議会議員選挙が3日、告示された。石原都政を支える自民、公明両党が過半数を維持できるか、政権交代を目指す民主党が自民党に代わって都議会第1党の座を占めるかが焦点だ。麻生首相(自民党総裁)は都議選後の衆院解散を模索しているが、結果次第で「麻生降ろし」が一気に広がる可能性もあり、首相の進退や解散時期など政局に直結しそうだ。12日に投票、即日開票される。

 全42選挙区の立候補の届け出は午前8時半から始まり、朝日新聞社の午後1時20分現在の集計では、定数127に対して221人が届け出を済ませた。2日現在の有権者数は1066万4249人で過去最多。

 現有48議席の自民党は、58人を擁立。1969年都議選から40年間維持する第1党を目指す。一方、現有34議席の民主党は97年都議選で12議席を獲得してから毎回議席を増やしており、今回は前回の51人を上回る58人を公認し、第1党を自民と争う構えだ。

 公明党は前回と同じ23人を擁立。過去4回、公認候補全員を当選させており、支持母体の創価学会の支援を受け、今回も全勝を狙う。共産党からは40人が立候補した。全選挙区に候補者を立てた前回と違い、39選挙区に絞った。

 地域政党の東京・生活者ネットワークは5人を擁立。都議会に議席がない社民党は2人を公認し、8年ぶりの議席復活に挑む。無所属は前回の30人から22人となった。

 今回の都議選は、石原慎太郎知事の都政の課題に対し、各政党、候補がどう対応するかも注目される。巨額の都税をつぎ込みながら赤字を出している新銀行東京や東京への五輪招致、首都圏の台所・築地市場の移転に加え、福祉や医療の充実などが争点になっている。

by yupukeccha | 2009-07-03 13:24 | 政治  

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