首都高 亀裂2.5万カ所 陥没の恐れも30カ所

7月3日2時31分配信 毎日新聞

b0161323_4505823.jpg 首都高速の高架橋のうち、路面の土台となる鋼鉄製の床板やけたなどから金属疲労による亀裂が計約2万5000カ所あったことが首都高速道路(東京都千代田区)の調査で分かった。老朽化や想定を上回る通行量が原因とみられる。同社は、路面陥没の恐れがあった約30カ所の対策を終え、早急な対応が必要な約200カ所を補修中。高度成長期を含め、02年以前に建設された橋は設計時に金属疲労の影響を考慮しておらず、国土交通省は対策を進めている。

 同社は01~07年度、首都高全線で鋼構造物の疲労損傷を調査。けたで約1万6000カ所、鋼床板(厚さ12ミリ)で約5800カ所の亀裂が見つかり、残りは橋脚などに発生していた。

 亀裂の大半は長さ数ミリから数センチ。けたでは橋の安全性に影響のある部位からは見つからなかったが、鋼床板では、補強用鋼材のつなぎ目など、強度を損なう部分で約600カ所見つかった。鋼床板は、首都高の総延長の1割にあたる約30キロで使用。けたの上に置き、アスファルトを吹き付けて路面とする。

 04年10月には首都高中央環状線で、鋼床板を補強する鋼材の溶接部にできた亀裂が伸び、鋼床板に長さ約70センチのひびができているのが見つかった。その後、超音波検査で同様の亀裂を約30カ所確認した。【石原聖】
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by yupukeccha | 2009-07-03 02:31 | 社会  

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