シー・シェパードに便宜供与停止を 船員労組がIWCで声明
2009.6.24 19:50 産経新聞ポルトガル領マデイラ島で開催中の国際捕鯨委員会(IWC)は3日目の24日、船員などの労働組合「全日本海員組合」が、日本の調査捕鯨を妨害した米環境保護団体「シー・シェパード」の抗議船に寄港、船籍取得などの便宜を供与しないよう各国に求める声明を発表する。
またデンマークは、自治領グリーンランド西部の先住民の生存に必要として、年10頭のザトウクジラの捕獲枠を要求。これと引き換えにミンククジラの捕獲枠を200頭から178頭に減らす。
IWCは先住民生存捕鯨を一定条件の下で認めているが、デンマークは昨年の総会でもザトウ捕獲枠を要求し、投票で否決された。IWC科学委員会は「資源に悪影響はない」としており、捕鯨国から同枠を容認する意見も出ている。(共同)
by yupukeccha | 2009-06-24 19:50 | 社会