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世論の反発、懸念する声も=首相側近は「当然」-日本郵政社長の続投で自民

2009/06/22-23:22 時事通信

 麻生太郎首相は22日、西川善文日本郵政社長の続投を認めるとした佐藤勉総務相の報告を了承した。首相としては、鳩山邦夫前総務相を更迭した時点で西川氏の続投は既定方針だったが、世論の反発をさらに招く可能性は否定できない。自民党内からは、次期衆院選への影響を懸念する声が改めて上がった。

 首相側近の菅義偉選対副委員長は同日夜、記者団に「続投は当然のことだ」と述べ、首相を評価。若手の1人も「西川氏が責任を持って改善を進めることが大事だ。人を代えればいいというものではない」と指摘した。首相は鳩山氏を更迭した直後、「政府の民間への介入は最小限にとどめるべきだ」と言い切っており、「ぶれる」ことは許されなかったとの事情もある。 

 一方で、衆院選への危機感を募らせる議員からは「世論を全く見ていない。また内閣支持率に跳ね返る」との懸念や、「西川氏は自主的に辞めるべきだった」と西川氏の対応を批判する声が上がった。ある中堅議員は、西川氏が報酬を3カ月間30%返上することに触れ「そんなことをしても余計に世論のひんしゅくを買うだけだ」と断じた。

 こうした中、鳩山氏は22日夜、記者団に「関心ない。そんなばかばかしいことには」と淡々と語った。

by yupukeccha | 2009-06-22 23:22 | 政治  

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