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日本郵政・西川社長の進退、23日にも首相決断

6月20日3時1分配信 読売新聞

 麻生首相は、日本郵政の西川善文社長の進退について、同社が週明けに提出する業務改善命令に対する報告を精査した上で、23日にも最終決断する方針だ。

 西川氏の進退について、首相は17日の党首討論で「民間会社の人事に、政府が介入すべきかは極めて慎重であらねばならない」と述べ、続投させる考えを示唆した。

 ただ、政府内には「西川氏が社長にとどまれば、世論の首相に対する風当たりは強まる一方だ」(首相周辺)と、西川氏の自発的辞任を促す動きもくすぶっており、首相は慎重に判断する考えだ。

 これに関連し、佐藤総務相は19日の閣議後の記者会見で、「会社側が示すことに判断を下すというのが私のスタンスだ」と述べ、「かんぽの宿」一括売却問題などをめぐる西川氏の経営責任の取り方、業務改善命令に対する報告内容を見極める考えを示した。また、16日の西川氏との会談で、社長を辞任し、会長に就任するよう要請したとの一部報道について、「全くそんなことはない。西川社長に私が圧力的に申し上げることはしていない」と否定した。

 一方、鳩山邦夫・前総務相は19日、都内で記者団に「(西川氏が)社長から例えば会長になってとか(の話は)、私に示された妥協案の中にあったが拒否した。(打診は)首相からではなく周辺から(あった)」と述べ、総務相在任中、西川氏を会長とする妥協案を提示されていたことを明らかにした。

by yupukeccha | 2009-06-20 03:01 | 政治  

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