「アニメの殿堂不要」を叱責=自民執行部が河野氏らに
2009/06/09-21:33 時事通信自民党の無駄使い撲滅プロジェクトチーム(PT)の河野太郎衆院議員らメンバーは9日午後、党本部で保利耕輔政調会長らに会い、野党側が「アニメの殿堂」と批判している「国立メディア芸術総合センター」(仮称)の建設を中止するよう要請した。
これに対し、党が文部科学省に詳細な説明を求めた上で、2009年度補正予算に盛り込まれた同センターの事業費117億円の予算執行の判断については保利氏に一任することになったが、党執行部からは河野氏らを批判する声も相次いだ。
同党の園田博之政調会長代理は「野党を利するような行為は控えるべきだ」と叱責(しっせき)。大島理森国対委員長は記者団に「受けがいいから、その場だけでものを言うのは必ず底が見える。自分だけが目立てばいいという政治はやめるべきだ」と述べた。
一方、河村建夫官房長官は記者会見で同センターについて「福田内閣当時に閣議決定し、方針を決めたもので、いきなり出てきたものでも、誰かの個人的な意図で決まったものでもない」と説明した。
by yupukeccha | 2009-06-09 21:33 | 政治