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<英議会>314年ぶり失態 下院議長を事実上解任

5月20日12時13分配信 毎日新聞

 【ロンドン笠原敏彦】英議会下院で住宅手当を巡る不明瞭(めいりょう)な経費請求が常態化していた問題で、マイケル・マーティン議長(労働党)は19日、6月21日に辞任する、と表明した。事態への対応を誤り、その責任を取らされた事実上の解任で、英議会史上、議長の解任は1695年以来314年ぶり。

 また、野党・保守党のキャメロン党首は国民の政治不信を背景に、「事態収拾には解散しかない」と訴え、解散・総選挙を求める請願書への署名運動を始める方針を打ち出した。ブラウン首相は早期解散を拒否しているものの、議会の混迷は深まるばかりだ。

 下院では、議員のロンドンでの生活拠点となる「第2住宅」手当を乱用し、ドッグフード代から支払い済み住宅ローンの利子負担までさまざまな請求が行われてきたことが発覚。メディアは連日、リーク情報に基づく大々的な報道を続けている。

 こうした状況下、マーティン議長は各議員の経費請求データをリークした「犯人」捜しを優先するかのような言動を取り、その方針に疑問を呈した同僚議員を叱責(しっせき)。これに対し、与野党の議員やメディアは「議長にあるまじき行為」と非難の集中砲火を浴びせ、不信任動議も提出されていた。

 マーティン議長は19日、短い声明を発表し、「下院の団結を維持するため」との理由で議長辞任だけでなく、議員も辞職することを表明。英議会では、1695年に当時の議長が収賄で辞任に追い込まれて以来の議長「解任」となった。

 マーティン氏は00年に議長に就任した。

by yupukeccha | 2009-05-20 12:13 | ヨーロッパ  

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