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中国系商店の襲撃事件相次ぐ パプアニューギニア

2009.5.20 11:30 産経新聞

 【北京=野口東秀】中国国営新華社通信など中国メディアは19日、パプアニューギニアで、中国系商店を襲撃する事件が相次いで発生していると伝えた。経済的に豊かな中国系住民に対する現地住民の反感と不満が背景にあるとされる。

 新華社電などがパプアニューギニアの現地紙を引用して伝えたところによると、中国系商店が襲われ、大量の現金が持ち去られたり、店舗内のテレビなどが略奪されたりする事件が起きている。現地の警察当局は容疑者を逮捕するとともに、巡回を強化しているという。

 中国系商店への襲撃事件は今月13日に発生、14、15、16日と各地に飛び火した。

 パプアニューギニアには、中国系住民が1万人ほどいるとされ、不動産や加工業、スーパーマーケットなどを営んでおり、一定の社会的な影響力がある。

 中国系住民は現地住民より豊かなことから、現地住民の間で「われわれの利益を略奪している」と、中国系住民に対する不満が高まっていたとされる。

by yupukeccha | 2009-05-20 11:30 | アジア・大洋州  

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