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新潮社、朝日襲撃誤報問題で社長ら9人処分

5月1日14時44分配信 産経新聞

 新潮社は1日、同社が発行する週刊誌「週刊新潮」が、朝日新聞阪神支局襲撃事件をめぐる誤報記事を掲載した問題で、佐藤隆信社長、早川清前週刊新潮編集長ら役員9人を減俸処分とした。

 この問題を巡っては、週刊新潮が2月5日号から4回にわたり、「私は朝日新聞『阪神支局』を襲撃した」とのタイトルで、実行犯を名乗る島村征憲氏(68)の告白を手記のスタイルで連載。これに対し、朝日新聞は2回の検証記事を掲載して「虚報」と断定し、新潮に訂正と謝罪を要求した。

 その後、島村氏本人も、産経新聞など複数のメディアの取材に「自分は実行犯ではない。担当者のストーリーに乗せられて話した部分も多い」と手記内容を否定する証言を行うなど、記事の真偽を巡り異例の経緯をたどった。これを受ける形で週刊新潮も誤報であることを認め、4月16日発売号に「『週刊新潮』はこうして『ニセ実行犯』に騙(だま)された」とする検証記事を掲載していた。

by yupukeccha | 2009-05-01 14:44 | 社会  

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