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新型インフル マスク特需、増産

5月1日7時57分配信 産経新聞

 新型インフルエンザの流行が懸念される中、マスクや、うがい薬の売れ行きが伸びている。例年、花粉症のピークが過ぎたこの時期はマスクなどの販売は鈍くなるが、今年は通常の3倍も売り上げが増えた店舗もある。安定供給に向けメーカーも増産に動き始めた。

 総合スーパー大手のイトーヨーカ堂は「(新型インフルエンザの警戒レベルが3から4に引き上げられた)4月28日からマスクの販売がぐんぐんと伸び、花粉症のピークの3月上旬と同水準になった」(広報担当者)という。

 ダイエーは花粉症対策コーナーをそのまま利用しているほか、通常のマスクやうがい薬売り場には「ウイルス対策」と書いたポスターを掲げ、来店者に分かりやすくした。コンビニエンスストア大手のローソンはマスク販売が通常の3倍に増えているほか、サークルKサンクスも倍増した。ドラッグストア最大手のマツモトキヨシも売れ行き好調で、平成17年の鳥インフルエンザの時と同様、感染予防に向けたうがい薬の提案などカウンセリング販売も一部店舗で始めた。

 一方、メーカーは対応に追われている。ユニ・チャームの高原豪久社長は30日の決算会見で、マスクの生産体制を増強する考えを示した。立体型マスクが飛ぶように売れており、4月は計画比で4倍増の売り上げになったという。

by yupukeccha | 2009-05-01 07:57 | 社会  

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