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中東、アジア太平洋地域にも拡大=イスラエル、NZで確認-新型インフル

2009/04/28-21:17 時事通信

 【エルサレム、シドニー28日時事】イスラエル放送によると、メキシコから最近帰国した男性(26)が新型インフルエンザに感染していることが28日、確認された。ニュージーランドのライオール保健相は同日、語学研修でメキシコを訪れていた高校生ら一行のうち3人の感染を確認、他の8人についても感染したものとみられるとした。これにより感染者が確認されたのは計7カ国となった。韓国でも1人が感染の可能性が強い「推定患者」とされており、新型インフルエンザの猛威は米大陸、欧州だけでなく、中東やアジア・太平洋地域まで世界規模で広がりを見せている。

 イスラエル中部ネタニヤの病院によると、感染した男性は25日から入院中だが命に別条はない。メキシコ帰りの別の男性もインフルエンザの症状を訴え入院中で、検査結果を待っている。ニュージーランドの感染者は自宅で隔離されているが、症状は回復しつつあるという。

 最も被害が深刻なメキシコでは、コルドバ保健相が27日深夜、地元テレビに対し、感染した疑いのある死者が3人増え、152人に達したと語った。

 ただ同保健相はこの中で、過去24時間の犠牲者の発生ペースが以前よりやや減速傾向にあると述べ、感染拡大に歯止めが掛かりつつあるとの見方を示唆した。

 欧州ではデンマークやスイス、スウェーデンなど数カ国で疑い例が発生したほか、28日にはスペインで2人目の感染が確認された。ロクソン豪保健相は、国内で88人に疑いがあると述べており、インフルエンザのシーズンである冬に向かう南半球での感染拡大の危険性を指摘する声もある。

by yupukeccha | 2009-04-28 21:17 | 社会  

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