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首相のぶら下がり対応「ひどい」 加藤紘一氏が苦言

2009年4月25日0時8分 朝日新聞

 自民党の加藤紘一元幹事長は24日、TBSの番組収録で、麻生首相が毎日実施している「ぶら下がり会見」での首相の対応に苦言を呈し、「テレビで毎日放送されたら大変なことになる。すぐに改めるべきだ」と述べた。

 首相は21日のぶら下がり会見で、靖国神社への真榊(まさかき)奉納の真意を聞われ、「朝日新聞に説明する必要は感じない。お答え致しかねます」などと答えていた。

 この日の収録後、加藤氏は記者団にも「ひどい。心の中で国民と同じレベルで自分は毎日生きているという部分を持ってほしい」と首相をたしなめた。こうした状況を受けて河村官房長官は24日夜、首相と会い、「若い記者をぞんざいにしないように。名指しはやめてください」と助言した。

 一方、首相はその直後に開かれたぶら下がり会見で、この会見が首相も記者も立ったまま実施されることを指して「立ち話。これ記者会見じゃない」と同意を求めた。そのうえで「立ち話は気安くしゃべるものだと思っている。だいたい私の息子ぐらいの世代だから」と述べ、「傲慢(ごうまん)」とも指摘される記者への対応は、親しみの裏返しだと強調した。

by yupukeccha | 2009-04-25 00:08 | 政治  

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