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シハヌークヴィルで強盗・ひったくりが急増

2009年4月9日23時8分 カンボジアウォッチニュース

カンボジア南部のシハヌークヴィルの海水浴場周辺では、今年に入って強盗・ひったくりが急増しており、夜の一人歩きは危険になっている。複数の被害者や居住者が語った。

ケイト=フィッチはヘッドロックをかけられ、顔面を殴られ、オートバイタクシーから引きずり降ろされた。「あんな無差別で無意味な暴力を見たのは初めて」とフィッチ。

バッグをひったくられたチャンテル=プリンスは、「誰も夜は出歩こうとしなくなった。今では家に帰るのも助け合いだ。一人で家に帰ろうとする人はいない」と語った。

プレア=シハヌーク州警察の発表では、今年第一四半期の犯罪件数は昨年同期より微減しているが、この発表について一人の商店主は「お笑いだ」と語った。

プレア=シハヌーク州庁では来たるクメール正月の賑わいに向け、24時間体制で主要スポットの警邏強化を行うとしているが、ある商店主はこの対策を「地雷にバンドエイド」と呼ぶ。

当地の警察力強化を求める署名の檄文によれば、路上犯罪の発生頻度はオーチュティアル地区とセレンディピティ地区においてこの2ヶ月で急増している。

ドイツ外務省はすでにシハヌークヴィルについて渡航注意を喚起している。

by yupukeccha | 2009-04-09 23:08 | アジア・大洋州  

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