「村本建設」が2億円の所得隠し、大阪国税局が指摘
3月17日11時27分配信 読売新聞中堅ゼネコン「村本建設」(大阪市中央区)が大阪国税局の税務調査を受け、2007年5月期までの1年間に約2億円の所得隠しを指摘されていたことがわかった。
関係者によると、同社は国内の工事を円滑に進められるよう地元住民らに使った食事費などを、ほかの経費科目として損金に算入していた。これについて同国税局は交際費と認定、経費への仮装などが、悪質な所得隠しに当たると判断し、重加算税も含め約8000万円を追徴課税したとみられる。同社は、修正申告に応じ、追徴課税分をすでに納付したという。
同社は「国税当局と見解の相違があった。隠蔽(いんぺい)を意図したものではないが、最終的には指摘通りに修正した」としている。
by yupukeccha | 2009-03-17 11:27 | 経済・企業