トヨタ管理職ボーナス半減、業績悪化に「全社で痛み共有」
3月14日3時7分配信 読売新聞トヨタ自動車は13日、2009年度に支給する課長級以上の管理職の年間賞与(ボーナス)を前年度より5割程度減らす方針を固めた。
トヨタは09年3月期の連結営業利益が4500億円の大幅な赤字に転落する見通し。09年度も業績の急激な回復は見込めないと判断し、管理職の人件費を大幅カットする。春闘交渉での組合の要求に対して回答する18日にも正式発表する。
今回の春闘で、トヨタの労働組合は組合員平均で198万円の年間一時金(賞与)を要求している。組合側の要求額は前年より2割以上少ないが、経営側は業績悪化を理由に満額支給しない方針だ。09年度は取締役に対する賞与も支給しないことを決めており、管理職に対する賞与の大幅カットは、「全社で痛みを共有する」(幹部)狙いがある。
by yupukeccha | 2009-03-14 03:07 | 経済・企業