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弓子夫人が…イチロー「縛るのが好き」SM話も解禁?

2009年3月6日 17時00分 夕刊フジ

 イチローの虚像が崩れていく。WBC日本代表のマリナーズ・イチロー外野手(35)は5日、第1ラウンド初戦の格下・中国戦で5打数無安打と凡打の山を築き、開幕前の強化試合から続く絶不調は相変わらず。試合後は、クールなイメージをかなぐり捨て、下ネタ炸裂の怪。イチローはあまりの打てなさに壊れかけているのか、それとも…。

 イチローは試合後、待ち受ける報道陣の前になかなか姿を現さなかった。実は、出場選手から抽選で被験者が決められる、尿採取によるドーピング検査を受けていたのだ。試合で当たりは出なかったが、面倒くさい検査には当たってしまったというワケ。

 ようやく現れたイチローは報道陣の前で「打てないストレス? ありますよ。チームとは関係ない所で個人的にあります」と吐露。「もどかしさはあるか?」との質問が飛ぶと、「もちろんです。それがなかったら、野球をやめます」と言い切った。

 ここで記者は、「イチローさんでもこの状況では、『焦る』という心境を味わっているのか?」と聞いてみた。イチローは「焦る? 焦るってどんな感じなんだろう」と逆に記者へ問いかけた後、こう答えた。

 「ドーピング検査でおしっこが出ない感じってこと? それは結構、焦るよね。特に90ミリリットルに達しないといけないのに85で終わったら悲惨ですからね。でも、その焦りとは全然違うし…って考えると、難しいところですね」

 確かに、試合で死力を使い果たした選手から尿採取を強いるのは酷というもので、なかなか必要な量に達しないケースもよくあると聞く。その場合は、ただもよおすのをじっと待つしかない。ひょっとしてこのコメント、この日のイチローの実話かもしれない。

 最後にイチローは、「『焦る』という単語を使ったのは間違いだったかもしれないですね。むしろその単語を使ったことに焦ってほしい」と記者へクギを刺した。

 イチロー独特の言い回しを解釈するに、≪メジャーで数々の修羅場をくぐり抜けてきた自分がこの程度の不振で焦るわけがないでしょう。そんな質問は失礼だ≫と言いたかったのかもしれない。とすれば、失礼しましたと謝るしかない。

 ただ、宮崎合宿以降、WBCへ向けてイチローの“はじけっぷり”は尋常ではない。短期決戦に自身のテンションが上がっていることもあるだろうし、WBCを最高のアピールの場ととらえている節もあるが、時には報道陣の前で「半殺しですよ」と行儀がよいとはいえないセリフが飛び出すことも。

 これまでも、プライベートな気の置けない場では「縛るのが好き」などとSM話に花を咲かせることもあったそうだが、今回に限っては下ネタも公然と解禁だ。

【発言過激さ増す】

 イチローがぐっと身近になった印象もあるのだが、果たしてこれが本人のイメージアップにつながっているかというと微妙なところだ。

 かつて女子プロゴルファーの宮里藍が「イチロー語録」を愛読書として挙げたことがあったが、それがありがたがられるのも、普段マスコミを通して伝える肉声が少なく、神秘性と希少価値があるからこそ-という面があった。オリオールズ入りした上原は以前、「マスコミがイチローさんについて書いていることは虚像ですよ。あの人は普通の“隣のあんちゃん”ですよ」と語ったことがあるが、イチロー自身が意図的に作った虚像もあるだろう。

 とはいえ、2006年の前回大会の第1ラウンド初戦(同じ中国戦)は観客がわずか1万5869人だったのに、この日は満員札止めの4万4281人。イチローへの注目度が大きな原動力になっているのは間違いない。それだけに、イチローが今後何を口にし、どんな素顔をさらしていくのか。打てなければ打てないほど、発言は過激さを増していくのか。

by yupukeccha | 2009-03-06 17:00 | スポーツ  

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