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シティ株とAIG株が低迷、上場廃止の可能性も

3月6日11時55分配信 読売新聞

 【ニューヨーク=山本正実】5日のニューヨーク株式市場で、米金融大手シティグループの株価は一時、前日より14%安い0・97ドルまで下落した。

 米メディアの報道では、株価が1ドルを割り込んだのは、1998年にシティコープとトラベラーズ・グループの米2大金融機関が合併して発足して以来、初めて。終値は同10%安の1・02ドルだった。

 2日に米政府が追加支援を決めた米保険大手AIGの終値は、前日より19%安い0・35ドルだった。

 ニューヨーク証券取引所は、株式上場を維持する条件として、30日間の終値の平均値が1ドルを下回らないよう定めている。同証取は株価対策として、この基準を6月末まで凍結しているが、低迷が続けば、上場廃止の可能性も出てきそうだ。

by yupukeccha | 2009-03-06 11:55 | 経済・企業  

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