「松阪牛」と偽り別の肉 三重・松阪の老舗焼き肉店調査
2009年3月5日22時50分 朝日新聞三重県は5日、同県松阪市の老舗(しにせ)焼き肉店「北村 松阪店」が、「松阪牛」と偽り別の国産牛の肉を客に提供していた可能性があるとして、景品表示法違反(優良誤認)の疑いで立ち入り調査した。
県消費生活室によると、08年12月から3カ月間の仕入れ伝票を調べると、松阪牛の仕入れは1割程度で、残りは宮崎産や三重県産などの別の国産牛の肉だった。調査に対し、山中耕平店長は「松阪牛の定義が厳しくなった02年ごろから松阪牛が入手しにくくなった」と話しているという。
2月下旬に、東海農政局三重農政事務所に「松阪牛と感じられなかった」と消費者から届けがあり、県に連絡が入った。「北村」のホームページでは「当店で使用しているのは、すべて松阪牛です。本来の味を楽しむことに徹しています」とうたっていた。
by yupukeccha | 2009-03-05 22:50 | 社会