タグ:NDM-1 ( 6 ) タグの人気記事

 

新種の細菌:欧州で感染拡大 荒川宜親・国立感染症研究所細菌第2部長の話

2010年8月18日 毎日新聞

 ◇健康なら無害--荒川宜親(よしちか)・国立感染症研究所細菌第2部長の話

 今回出現した新種の細菌は、多くの人々が腸管内に一般的に持っている肺炎桿(かん)菌や大腸菌が新しい遺伝子を獲得したもの。国内でも、ほとんどの抗菌薬が効かない多剤耐性の緑膿(のう)菌などによる院内感染が起きたことはあるが、多剤耐性を獲得し、しかもまん延する現象は珍しい。健康な人では万一感染しても多くは無害だが、糖尿病などの悪化や手術をきっかけに、新種の細菌による敗血症や肺炎などになると、抗菌薬による治療が困難になる。
[PR]

by yupukeccha | 2010-08-18 06:00 | 社会  

新型耐性菌、欧米で急増…ベルギーで死者 インド・パキスタン発生源か

2010年8月17日 読売新聞

 【ロンドン=大内佐紀】インドとパキスタンが発生源とみられ、抗生物質がほとんど効かない新たな腸内細菌に感染した患者が、両国のほか、欧米諸国でも急増し、17日までに、ベルギーで1人の死亡が確認された。

 英医学誌ランセットは世界的な感染拡大につながる恐れがあるとして、対策を呼びかけている。

 AFP通信によると、死亡したベルギー人はパキスタンを旅行中、自動車事故に遭い、同国の病院からブリュッセルの病院に移送されたが、すでに新型耐性菌に感染していたという。

 新型耐性菌は「NDM1」という新しく確認された遺伝子を持ち、抗生物質への耐性が著しく高く、「スーパー細菌」の俗称がついている。感染すると、菌や菌の毒素が全身に広がって臓器に重い炎症を起こし、致死率の高い敗血症などになる恐れもある。ランセット誌は、英国で37人の感染者が確認されたとし、AP通信によれば、オランダ、スウェーデン、米国、オーストラリアなどでも感染が確認されている。

 同誌は、感染経路について特に、「インドには、欧州や米国から美容整形を受けに行く人が多い」と言及している。
[PR]

by yupukeccha | 2010-08-17 23:59 | ヨーロッパ  

スーパー細菌は「SARSほどの脅威はない」=伝染病の専門家が指摘―広東省

8月17日17時31分配信 Record China

2010年8月14日、抗生物質に対する耐性が著しく高い「スーパー細菌」と呼ばれる新種の細菌について、広東省の著名な伝染病専門家が「SARSや新型インフルエンザほどの脅威はない」と指摘した。15日付で南方日報が伝えた。

記事は、英医学誌ランセットからの情報として、「スーパー細菌」と呼ばれる「ニューデリー・メタロベータラクタマーゼ1(NDM-1)」はインド、パキスタンが発生源と見られ、両国のほか欧米諸国を中心に感染者は170人にまで広がり、死者も確認されたと報じた。香港でも昨年10月、インド籍の男性(66)からNDM-1が検出されたが、すでに退院しているという。患者の多くは費用が安い美容整形手術を受けるため、インドやパキスタンに旅行に行っていた。一方、インドは発生源とされたことに強い不満を表明している。

これに対し、広東省疾病コントロールセンター流行病研究所の何剣峰(ホー・ジエンフォン)所長は、「報道には誤りがある。これは新種の細菌ではなく、新種の薬剤耐性遺伝子だ。一種の酵素で大腸菌と肺炎桿(かん)菌という2種類の細菌に出現する」と述べた上で、「『スーパー抗生剤』と呼ばれるバンコマイシンなら効くはずだ。全く対応策がない訳ではない」と指摘した。

また、NDM-1の脅威について、「SARSや新型インフルエンザのような人類を直接攻撃する新型ウイルスではない」とし、それほど大騒ぎをするほどのことではないとの見方を示した。
[PR]

by yupukeccha | 2010-08-17 17:31 | アジア・大洋州  

耐性菌、医療ツーリズムで?拡大 インドから欧州へ

2010年8月17日11時2分 朝日新聞

 【ワシントン=勝田敏彦】ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性細菌がインド、パキスタンから欧州に広がっていることがわかった。安価な医療などを求めて世界を旅する「メディカルツーリズム」が拡大を助けたとみられる。英国、インド、パキスタンなどの国際チームが論文を発表したが、インドからは反発も出ている。

 英医学誌ランセットの伝染病専門姉妹誌に先週掲載された論文によると、チームはインド、パキスタン、英国の患者から分離された大腸菌などを分析。幅広い抗菌効果を示す抗生物質カルバペネムに対する耐性遺伝子「NDM1」を持つ細菌の試料をインド、パキスタンから計143例、英国で37例見つけた。

 カルバペネムは重症の感染症の治療の「最後のとりで」ともされる重要な薬。耐性菌の発生を防ぐため、乱用は強く戒められているが、論文によると、インドでは処方箋(せん)なしで大量に使われ、耐性遺伝子発生の温床になっているという。

 英国の患者の多くは、美容外科手術などを受けるために、医療費が安いインドやパキスタンに旅行していた。チームは、患者は現地で感染して帰国したとみている。

 今回見つかった細菌は病原性がそれほど高くないと見られるが、チームは、耐性遺伝子がほかの細菌へと飛び移って耐性が広がりやすい性質に注目。ほとんど抗生物質が効かない病原性の高い菌が生まれるおそれがあり、「世界的な医療問題になる可能性がある」と監視の必要性を訴えている。

 こうした指摘に対し、インドは反発している。

 耐性遺伝子の名前が首都ニューデリーにちなむこともあり、現地メディアによると、野党・インド人民党の幹部は「論文はインドがメディカルツーリズムの人気目的地となってきたタイミングで出ており、疑わしい」と述べた。AFP通信によると、パキスタンを旅行していたベルギー人男性が6月、この耐性遺伝子を持つ細菌に感染して死亡した。
[PR]

by yupukeccha | 2010-08-17 11:02 | アジア・大洋州  

強力な多剤耐性菌が拡散=インド・パキスタンから-初の死者、監視訴え・国際チーム

2010/08/17-00:07 時事通信

 抗生物質がほとんど効かなくなる遺伝子を持つ多剤耐性菌がインドやパキスタンで広がり、両国に旅行して感染する例が増えていると、インド・マドラス大や英健康保護庁(HPA)などの国際研究チームが16日までに英医学誌ランセット電子版に発表した。

 AFP通信によると、パキスタンで交通事故に遭い、入院した際にこの耐性菌に感染したベルギー人男性が帰国後の6月に死亡。最初の死者と報じられた。インドなどで治療を受けた際に感染した人は英国やオーストラリアでも見つかった。

 この遺伝子は「ニューデリー・メタロベータラクタマーゼ1(NDM-1)」と呼ばれる酵素を作る働きがあり、大腸菌や肺炎桿(かん)菌などさまざまな細菌に広がっている。研究チームは、NDM-1遺伝子を持つ細菌が世界各地に拡散する可能性が高く、各国当局が協力して監視する必要があると指摘している。

 研究チームによると、この遺伝子は細菌が染色体とは別に持つ小さな環状DNA「プラスミド」にあるため、細菌から細菌へ移りやすい。多剤耐性菌によく使われる「カルバペネム系抗生物質」が効かないことが、懸念を高める要因となっている。


新種の細菌感染が拡大 ベルギーで初の死者
2010年8月16日 21時08分 共同通信

 【ブリュッセル共同】インド、パキスタンが発生源とみられ、ほとんどの抗生物質が効かない新種の細菌に感染した患者が欧州などで増えており、ベルギーで16日までに最初とみられる死者が確認された。欧米メディアによると、英国、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、米国、カナダ、オーストラリアで感染が確認され、今後さらに拡大する恐れがあるという。
[PR]

by yupukeccha | 2010-08-17 00:07 | 社会  

インド、「NDM-1」とインドとの関連に反対

2010-08-13 14:42 中国国際放送

 インド衛生省は12日に声明を発表し、一部の西側メディアが最近、新しく現われたNDM-1(New Delhi Metallo-1)と呼ばれるメタロβラクタマーゼタイプウィルスをインドと関連付けたことに強く反対し、「インドでは、いま、いかなる病気の脅威も全くなく、インドへの医療観光は非常に安全だ」と強調しました。

 声明はまた、「一部の西側メディアは不完全な症例報告書によって、原因不明の病気をインドと結びつけた。これは誤まったやり方で、非常に不公平だ。インドの首都ニューデリーの名前をこの病気に使用したことに強く反対する。インドの医療機関はインドで医療観光する外国人患者に、優れた医療や保健のサービスを提供し、このような病気の脅威はまったくなく、インドで観光したり治療を受けたりすることは非常に安全だ」としました。

 同じ日、インド衛生省医薬研究局のカトシ局長はニューデリーで記者のインタビューに対し、「このような症例はいくつかの国に現われているもので、西側諸国からの観光客がウィルスをインドに持ち込んだ可能性もある。いま、インドの医療機関はウィルスの感染ルートの研究に取り組んでいる」と語りました。

 11日に発行されたイギリスの医学雑誌「ランセット」によりますと、いま、新しい病気が一部の国で広がっています。西側諸国の医学専門家は、この病気を誘発する細菌の中に特別なたんぱく質が存在しており、それを「メタロβラクタマーゼタイプ」と言い、NDM-1と略称で表しています。多くの感染者はインドやパキスタンで観光したり、治療を受けた経験があるため、研究者は「NDM-1」ウィルス源はインドにあると見ています。報道によりますと、この新しいウィルスは飲用水を通して体内に入り、腸の感染症を誘発します。ほとんどすべての抗生物質に耐性を持ち、死亡率が非常に高いということです。
[PR]

by yupukeccha | 2010-08-13 14:42 | アジア・大洋州