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阿久根市長リコール、住民投票実施へ 署名簿を提出

2010年9月15日11時12分 朝日新聞

 議会を開かないまま市長が専決処分を繰り返すなど混乱が続く鹿児島県阿久根市で、市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)は15日、竹原信一市長のリコール(解職請求)を求める市民1万364人分の署名簿を市選管に提出した。有権者数の過半数に達し、本請求に必要な法定数を3700人も上回っているため、解職の是非を問う住民投票が実施されるのは確実な情勢だ。

 9月2日現在の有権者数は1万9936人。地方自治法によると、その3分の1(6646人)以上の賛成が必要とされていた。

 この日午前、川原委員長らは段ボール10箱に入った署名簿を選管事務局に持ち込んだ。提出後、川原委員長は「市民の皆さんの勇気のお陰だ。竹原市長は署名数の重みを感じてほしい」と話した。

 提出を受けて、竹原市長から専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏は「正直、署名が1万を超えるとは予想していなかった。多くの人から厳しい意見があったのだと思う。竹原市長が今までやってきた市政の報告が至らなかった。マスメディアの取材拒否も含め、方法が十分でなかった結果だと思う」と語った。

 署名活動は8月17日から。1週間で当初目標の8千人を上回る8420人に達した。

 市選管は、署名に重複がないかどうかなどを審査。10月5日までに有効署名数を集計する。手続きが順調に進み、法定数を上回る署名数が確定すれば、10月中には住民投票に向けた本請求がなされ、それから60日以内に住民投票が実施される。投票は12月の見通しで、有効投票の過半数が解職に同意すれば竹原市長は失職。50日以内に出直し市長選がある。今のところ、来年1月になる見通しという。
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by yupukeccha | 2010-09-15 11:12 | 行政・公務員  

半年ぶり議会の阿久根市長「緊張して吐きそう」

8月25日13時54分配信 読売新聞

 「副市長としてお迎えでき感謝している」「副市長の専決処分は無効だ」――。

 25日に招集された鹿児島県阿久根市の臨時議会。約半年ぶりに議会に出席した竹原信一市長は、専決処分で行った仙波敏郎氏(61)の副市長選任を巡り、多数を占める反市長派の市議と激しい応酬を繰り広げた。

 議会開会10分前の午前9時50分。竹原市長は記者団に対し、「緊張して吐きそうです」と話し、執行部控室入り。数分後、議場に入ると、リラックスした様子で着席した。一方、隣に座る仙波氏は緊張した表情で正面を見据えていた。

 会議は冒頭から荒れ模様で始まった。開会直後、反市長派の大田重男議員が、本来なら16番目に審議する予定だった仙波氏の副市長選任の承認を求める報告案件を、1番目に変更するよう求める動議を提出。賛成多数で認められた。反市長派市議らは「副市長の選任が違法だという議会の意思を真っ先に表明したい」との思惑から、24日夜の会合で動議提出を決めていた。
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by yupukeccha | 2010-08-25 13:54 | 行政・公務員  

阿久根市議会紛糾 傍聴席からヤジ、議長が何度も制止

2010年8月25日13時19分 朝日新聞

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が25日、半年ぶりに議会の本会議場に姿を見せた。議会は、最初に審議することになった仙波敏郎氏(61)を副市長に選任する専決処分を巡り、竹原市長と反市長派議員の間で激しいやり取りがあった。傍聴席や庁舎内に用意された3台のモニター画面の前には、早朝から市民約100人が詰めかけた。時折紛糾するやり取りに、傍聴席からやじが飛び、議長が制止する場面もあった。

 竹原市長と仙波氏は、開会5分前の午前9時55分ごろ、そろって議場に入った。着席後も市長は笑顔を見せた。

 開会直後、副市長選任の専決処分についてまず審議するよう動議が出され、いったん休憩に。数分後に再開され、竹原市長が仙波氏の起用理由を説明した。「仙波敏郎氏の正義を貫く勇気に学びたい」と締めくくると、傍聴席から拍手がわいた。

 竹原市長は専決処分を繰り返した理由について「すべて反対される議会を相手にして、市民生活を守らないといけない。専決処分がすべて良いとは思っていない。しかし、この段階で何も成果を出さないまま、給料をもらい、市長の地位にいるのは耐えられない」と話した。

 反市長派議員が次々と質問に立つ。櫁柑(みかん)幸雄議員は「(議会は)不信任の状態と言うが、議会はあなたを不信任していない」と話すと、竹原市長は「根本的にあなたとは意見の相違がある」とかわした。

 反市長派の古賀操議員は「不信任は市長が意図的につくってきたものと考えます。市長は3月議会に出て来なかった。そういう行動がこういう状況を招いているとは考えないのか」と、議会が長期間招集されなかったことへの不満も含めて述べた。

 竹原市長は「私がつくったのではない。皆さんはっきりと『不信任』と言われました」と笑いながら返した。古賀議員は「私は笑って議論する気はない。真剣にやりたい」と大声で抗議し、怒りの色をあらわにした。

 市役所正面玄関には、午前6時ごろから、23席しかない傍聴席を求めて市民が並んだ。開会1時間前には傍聴席は満席に。入れなかった市民らはモニターが設置されたロビーなどに集まった。

 傍聴席には市長を応援するために来たという市民も目立ち、反市長派議員の発言に「お前は何を言っているんだ」「恥さらし」などと罵声(ばせい)が飛んだ。浜之上大成議長は何度も「静粛にして下さい」といさめた。

 市長リコール運動を進めている阿久根市長リコール委員会の委員長、川原慎一さん(42)は庁舎2階に設けられた中継モニターのある会場で、メモを取りながらやりとりを見守った。時折ため息が出る。「市長と議会は信任の関係である必要はない。議会はチェック機関で市民の代表でもある。きちんと議論をしてほしい」と不満をもらした。
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by yupukeccha | 2010-08-25 13:19 | 行政・公務員  

鹿児島・阿久根市議会が開会 半年ぶり、竹原市長も出席

2010年8月25日12時2分 朝日新聞

 市長が議会を開かずに専決処分を繰り返していた鹿児島県阿久根市で25日、市議会(定数16)の臨時会が始まった。竹原信一市長も2月22日に招集した3月定例会以来、約半年ぶりに出席し、19件の専決処分の承認を求めた。議長を含め12人を占める反市長派議員は、このうち主な14件について「緊急性がなく違法」として不承認とする構えだ。会期は26日までの2日間。

 同市議会が開かれたのは、3月定例会が閉会した4月19日以来。竹原市長は同定例会では総括質疑がある3月初めから出席を拒み続けていた。

 焦点となる専決処分は、市職員のボーナスカットや固定資産税率の引き下げ、仙波敏郎氏(元愛媛県警巡査部長)の副市長選任など、竹原市長が4月末以降に行った14件。これらのうち、副市長選任について最初に審議する動議が出て可決された。

 竹原市長はまず、自らが行った専決処分は有効だと主張。「議会と市長は信任の関係でなければならないのに、あなたたちは私に対して不信任だ」「私は時間的余裕がなかったとかを(専決処分の)理由にしていない。(不信任なので)議会において議決すべき状況でない、という場合にあたる」と述べた。

 副市長選任についても「専決できないという記述はどこにもない」と強調。地方自治法に反すると主張した議員には「根本的にあなたとは意見の相違がある」とかわした。竹原市長が仙波氏を副市長に起用した理由を説明した際、隣の席で聞いていた仙波氏はハンカチで涙をぬぐうようなしぐさを見せた。

 阿久根市では、竹原市長が6月定例会を招集せず、議会からの臨時会の開催要求にも応じなかったため、伊藤祐一郎・県知事が7月2日、地方自治法に基づく是正勧告を出した。竹原市長はその後も議会を開かず専決処分を重ねていたが、「議会が不承認にしても専決処分の効果は残ることが仙波氏の進言で分かった」として、今回の臨時会を招集した。

 ただ、副市長選任をはじめとする専決処分が有効か無効かの見方には、市長側と識者らの間で大きなずれがある。鹿児島大学法科大学院の土居正典教授(行政法)は「竹原市長が乱発した専決処分は、手続きに欠陥があり法的に有効とは言えない。市議会が不承認なら市長は専決処分が無効になったと考えるべきだ」と指摘している。
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by yupukeccha | 2010-08-25 12:02 | 行政・公務員  

阿久根市議会の招集 橋下知事「すばらしい流れだ」

2010年8月25日11時23分 朝日新聞

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が半年ぶりに議会を招集したことについて、橋下徹・大阪府知事は25日午前、報道陣の取材に「ここまで盛り上げ、市長は全国の有権者に知られるくらい問題提起をし続けた。政治家として最高の演出だと思う」と語った。

 これまで橋下知事は専決処分を繰り返す竹原市長の手法に懐疑的だった。しかし、リコールを前に議会が開かれたことについて、「市民がしっかり議会と市長の論戦を見て、最後は(リコールを)どうするか考えるという、すばらしい流れだ」と述べた。
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by yupukeccha | 2010-08-25 11:23 | 行政・公務員  

阿久根市副市長選任を不承認 4カ月ぶり市議会開会

2010年8月25日 10時25分 共同通信

 竹原信一市長が専決処分を乱発して混乱が続いた鹿児島県阿久根市の臨時議会が25日午前、開会した。市長が議会招集に応じてこなかったため約4カ月ぶりの開催。竹原市長が専決処分した元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏の副市長選任をめぐって、反市長派議員と市長が激しいやりとりを繰り広げた末、反対多数で不承認とした。会期は26日までの2日間。反市長派の市議らは、副市長選任の違法性を指摘。
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by yupukeccha | 2010-08-25 10:25 | 行政・公務員  

阿久根市議会は25・26日 竹原市長、半年ぶり出席へ

2010年8月18日23時5分 朝日新聞

 鹿児島県阿久根市議会は18日の議会運営委員会で、竹原信一市長が招集した臨時議会の会期を25、26の両日と決めた。竹原市長が議会に出席するのは2月下旬に招集した3月定例会以来、約半年ぶりになる。

 市職員のボーナスカットの条例改正、固定資産税率引き下げの条例改正、元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏(61)の副市長選任など、この間専決処分した19件のうち「違法性がある大半のもの」(議員)について議会側は不承認とする構えだ。

 議会は3月定例会の最終日となった4月19日以来の開催になる。議運後に記者会見した櫁柑幸雄(みかん・ゆきお)委員長は「今まで開かれなかったこと自体が問題」と指摘したうえで、臨時議会の招集権を議長にも与える意見書を出す方針を、この日の委員会で確認したことを明らかにした。

 議会側は6月定例会を開くよう求めた同月上旬に提案していた3議案を提案する。職員ボーナスの大幅カットについては、いったん元の条例に戻す議案を提案する。ほかは条例で年4回とされている定例会を、この間の事態を踏まえ常時開会状態の「通年議会」にする条例改正案などだ。

 一方、仙波副市長は「不承認されても、こちらが報告しさえすれば違法性は無くなり専決処分が地に足のついたものになる」と話した。

 地方自治法は、専決処分した案件は、首長が次の議会で報告し承認を求めるよう定めている。だが、たとえ承認を得られなくても、効力は消えないという理解が有力だ。
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by yupukeccha | 2010-08-18 23:05 | 行政・公務員  

労組脱退しなければ異動…阿久根・副市長が方針

8月16日22時2分配信 読売新聞

 鹿児島県阿久根市で、市長の専決処分により副市長に就任した仙波敏郎氏(61)が16日、市課長会で、総務、企画調整、財政の3課の職員を市職員労働組合から脱退させ、応じない職員を異動させる方針を明らかにした。仙波氏によると竹原信一市長も了承している。

 仙波氏は「総務、企画調整、財政の職員はすべて市職労から出ていただく。脱会しなければセクションが変わることを皆さんに徹底して下さい」と訓示。理由について「行政改革の中枢である3課の職員が組合員であれば、情報が組合側に漏れ、改革の妨げになる可能性がある」と説明している。

 市によると、3課の職員数は35人。このうち、市職労(190人)に所属するのは課長ら管理職6人を除く29人。地方公務員法52条は、管理職などを除いて職員団体(労組)の結成や加入を認めている。


阿久根市副市長「総務課などの職員は組合脱退を」
2010年8月16日22時43分 朝日新聞

 鹿児島県阿久根市の仙波敏郎副市長は16日の課長会で、総務課、企画調整課、財政課の3課の職員を、市職員労働組合から脱退させる方針を明らかにした。竹原信一市長も了承したという。来年3月の組織改編での導入を目指し、労使合意をしたいとの考え。市職労を脱退しない場合は配置換えも検討するという。自治労県本部側は「地方公務員法に抵触する可能性がある」と反発している。

 仙波副市長は課長会で「近い将来、総務、企画(調整)、財政の職員はすべて職員労組からは出ていただきます」と発言。来月以降の団体交渉で提案するという。取材には「組織の中枢部に職員労組の方がいるということは守秘義務の点から問題があり、行政改革が進まなくなる懸念がある」と説明した。

 市によると、3課の職員は現在、計35人。課長などの管理職を除く29人が市職労に加入している。地公法によると、職員は職員団体(労働組合)を結成し、加入の自由が認められている。管理職は一般職員の労働組合に加入できないと定められているが、一般職員の加入を阻止する規定はない。

 阿久根市の場合、「管理職」の範囲を市公平委員会の規則で定めており、課長や課長補佐などが該当する。仙波氏は取材に対し、この規定を変える考えも示唆した。

 これに対し、自治労県本部の高橋誠書記次長は「公平委が規則を変えない限り、従う必要のない命令。団交は拒否しないが、最初から組合を抜けさせるなどと言っている人と話ができるのか。横暴だ」と話す。配置換えに言及した点についても、不利益な取り扱いを禁じた同法の規定に違反する可能性がある、と反発している。
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by yupukeccha | 2010-08-16 22:02 | 行政・公務員  

阿久根市の行く末は… リコール手続き、まち再び揺れる

2010年8月16日12時28分 朝日新聞

 混乱を続けた市政に、終止符を打つことになるのか――。議会を開かないまま専決処分を重ねるなどしてきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長のリコールに向けて16日、市民が動き始めた。ただ、市長を支持する声は、今も根強い。この2年近く市長派、反市長派に割れてきた人口約2万4千人のまちは、再び揺れている。

 午前9時。リコール委の委員長を務める川原慎一さん(42)が、リコール委の仲間4人と市庁舎内にある市選管事務局の入り口に立った。一礼し、入室する。左腕には、今回の運動用に自分たちで新調した「Recall」(リコール)と書かれた黄色の腕章が巻かれていた。

 「竹原市長は2度にわたる選挙で市民に選ばれました。市民は官民格差の是正を柱とした『改革』に期待したが、やり方があまりに独善的であります」

 流れる汗をぬぐおうともせず、用意した請求理由を3分ほどで読み上げる。自身を解職請求の代表者とする申請書を選管側に提出した。

 市内でギフト店を営むかたわら4年前から市のPTA連絡協議会の会長を務める。竹原市長が市議だった時代からつきあいがあり、教育問題への熱意は感じていたという。

 が、昨年5月に出直し選挙で再選を果たすと、竹原市長の政治手法は強引さが目立ち始めた。障害者の出生を否定するような市長のブログ記述が問題になった際は、謝罪を求めに市庁舎に出向いた。しかし、市長は面会に応じず、姿を見せなかった。

 「竹原市政の先に展望は見えない」。今年1月、20~40代の約50人と竹原市長のリコールを視野に入れた市民団体を立ち上げた。「阿久根の将来を考える会」。これがリコール委に発展した。

 竹原市長は議会への出席をボイコットしたり、議会を開かないまま専決処分を繰り返したりし始めた。知事に違法性を指摘され、今月末に臨時議会を招集すると公表し、懲戒免職にした係長は復職させたが、体質は変わっていないとみている。

 事前の取材に川原さんは「私も商売をやっており、(運動の失敗や支持者の反発を想像すると)正直怖いが、子どもたちに、どうこの阿久根をバトンタッチするかを第一に考えることにした」と漏らしていた。16日の届け出を終えた川原さんは、取材に「リコール活動を宣言して以来、道のりは正直長かった。運動はこれからだが、身の引き締まる思いだ」と緊張感を漂わせた。

 一方、2日に就任した元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎副市長は、午前9時45分から、市庁舎の大会議室で記者会見を開いた。竹原市長の「市民が市政に関心をもって頂くのは結構なことだ」とするコメントを公表し、「市長は前から予定していた公用で出かけて不在」と語った。

 会見場には約30人の報道陣が詰めかけた。リコールが始まることへの見解を問われた仙波副市長は「市民への市政に関する説明が不十分であったために運動が始まったわけで、改めるべきは改めないといけない」と語った。

 それでも、表情に不満の色は隠せなかった。「もう少し様子を見てもよかったのではないか。臨時議会も(25日に)開くし、(懲戒免職にした)係長も復職させた。職員労組との窓口も復活させる。大きな争点はクリアしている。何が争点なのか。不思議だ」と市長を擁護した。

 市民の反応は割れている。

 阿久根市議会(定数16)のうち、反市長派は12人、市長派は4人とされる。市長を支持する男性(72)は「リコールは仕方ない。反対派市議が先導しているのだから」。だが住民投票が実施されても解職賛成は過半数に至らないとみる。「それだけ市長への支持は根強い。市長はいいことばかりしてくれている」

 一方、市長を支持しないという自営業の男性(56)は「今のままじゃよくない」とリコール成立に期待する。「何でも自分の考えを押し付ける市長ではいけない。ただ解職が成立して市長選になっても、問題は、次の市長に誰がなるかだ」
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by yupukeccha | 2010-08-16 12:28 | 行政・公務員  

阿久根市長のリコール手続き始まる 解職の署名集めへ

2010年8月16日10時40分 朝日新聞

b0161323_12251669.jpg 議会を開かないまま市長が専決処分を繰り返すなどしている鹿児島県阿久根市で、竹原信一市長の解職(リコール)を求め、市民の男性が16日、市選挙管理委員会事務局にリコールの最初の手続きを届け出た。運動の中核となる市民団体「阿久根市長リコール委員会」は、18日に本格的に署名集めを始めたい考えだ。

 解職請求者を代表して、リコール委の委員長を務める市内の自営業、川原慎一さん(42)が16日午前9時すぎ、市選管事務局に出向き、解職請求代表者の証明書の交付を申請した。川原さんが有資格者かどうかを検討する選挙管理委員会(4人)は同日中にも招集され、17日にも署名集めに必要な証明書が交付される見通し。

 署名集めは、証明書の交付が告示された翌日から1カ月間、市内一円で続けられる。その間に有権者の3分の1(約6700人)以上の署名を集めることが必要だ。署名が規定数に達すれば署名簿公開の後、リコール委側の本請求を受けて解職を問う住民投票がある。投票者の過半数が賛成すれば竹原市長は失職し、出直し選挙になる。

 竹原市長は2008年に「官民格差の是正」を公約に初当選し、議会から不信任決議案を受けて09年4月に失職したが、出直し市長選で再選を果たした。その後、庁舎内に張らせた人件費総額の紙をはがした職員を懲戒免職(今月復職)に。今年3月からは議会への出席を拒否し、職員のボーナスカットなどの専決処分を繰り返した。議会を開かず専決処分を重ねたことを受けて、7月には伊藤祐一郎・同県知事から、地方自治法に基づく是正勧告を2度受けている。

 さらに竹原市長は同月末、警察の裏金問題を告発した元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏を副市長にする人事についても、専決処分した。

    ◇

 竹原市長はこの日の朝日新聞の取材に対し、「私は取材を受けませんよ」と話した。


市長リコール手続き開始=17日にも署名集め―鹿児島・阿久根市
8月16日9時38分配信 時事通信

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市議会を開会せず専決処分を繰り返している問題で、市長をリコール(解職請求)するための活動をしている市民団体代表者が16日、同市選挙管理委員会を訪れ、リコール開始に必要な手続きをした。市民団体は17日にも署名集めをスタートさせ、1カ月以内に有権者の3分の1以上の署名が集まれば、年内にも解職のための住民投票が行われる。

 投票で解職が過半数を占めると、市長は失職、出直し選挙が行われるが市長自身も出馬できる。

 市長は、職員のボーナスの大幅減額や、補正予算編成、市議報酬の日当制導入、副市長の選任などを、市議会を開かず専決処分で実施。これに対して、市民や議会から批判が出る一方、職員の給与削減などを支持する声もある。また、伊藤祐一郎県知事はこうした専決処分は違法として、2回にわたり地方自治法に基づく是正勧告をした。その後、今月25日に臨時市議会を招集することが決まった。

 同市の有権者数は約2万人で、リコールのためには、約6700人の署名が必要。市民団体「阿久根市長リコール委員会」の川原慎一委員長は手続き後、記者団に「市民からもリコールを成立させなければいけないという意見をもらっている。これをバックに頑張りたい」と述べた。

 これに対し、専決処分で副市長に就任した仙波敏郎氏は記者会見で「市民が市政に関心を持つのはよいことだ」との市長コメントを発表した。


<阿久根市>竹原市長リコールへ書類提出
8月16日9時51分配信 毎日新聞

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)に向けて、市民団体・阿久根市長リコール委員会(川原慎一委員長)は16日午前、市選管に必要書類を提出した。17日にも署名集めを始める。08年9月の竹原市長就任以来、混乱を繰り返した阿久根市政は新たな局面を迎える。

 同委員会は「議会制民主主義を否定する独裁で、市政正常化の方法はリコールしかない」として、6月下旬から市内約80カ所で住民説明会を開催。署名集めに取り組む「受任者」を520人集めたという。請求には、1カ月間で有権者(2万18人=6月23日現在)の3分の1以上となる6673人の署名を集めることが必要。同委員会は8000人分を目指しており17日夜、市民会館など市内8カ所で「出発式」を開く。

 専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏によると、竹原市長は16日「住民、市民が市政に直接、関心をもっていただくことの一つの現れがリコール。結構なことだ」と話したという。

 署名数が要件を満たせば、市選管の審査、署名簿縦覧などの手続きを経て早ければ11月に住民投票が実施される見通し。投票者の過半数が解職に賛成すれば、竹原市長は失職するが、出直し市長選への出馬は可能。

 竹原市長は08年8月に初当選。ブログ上での「辞めさせたい議員アンケート」などが物議を醸し、反市長派市議の賛成多数で市長不信任案が2度可決され、09年4月に失職。同5月の出直し市長選で再選された。その後、市職員の懲戒免職処分を取り消した裁判所の判断に約9カ月間従わず、議会招集を拒否して専決処分を繰り返して伊藤祐一郎知事から勧告を受けるなど、市政の混乱が続いた。

 竹原市長は仙波氏の副市長選任を機に、市議会招集に転じた。25日の臨時議会では、これまでの専決処分18件などが審議されるが紛糾が予想される。【福岡静哉、馬場茂】


阿久根市長のリコール手続き開始…住民投票は必至
8月16日11時15分配信 読売新聞

 議会への出席を拒否したり、議会を開かないで専決処分を繰り返したりするなどしてきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対して、市民でつくる「阿久根市長リコール委員会」が16日午前、地方自治法に基づくリコール(解職請求)の手続きを開始した。

 有権者の3分の1以上の署名が集まれば解職の賛否を問う住民投票が行われる。市長への批判の声は強く、住民投票は避けられない見通しだ。

 リコール委員会の川原慎一委員長(42)らが市選挙管理委員会を訪れ、市長の解職請求書と、署名活動に必要となる代表者証明書の交付申請書を提出した。請求理由について「議会を招集せず、専決処分で決めていく手法に市民は不安を覚えている。周りの意見を聞かず、独善的に市政運営を行うやり方はまさに独裁」と指摘している。
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by yupukeccha | 2010-08-16 10:40 | 行政・公務員