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本四航路フェリー 高速割引で廃止・減便相次ぐ

6月9日23時33分配信 産経新聞

 本州と四国を結ぶ瀬戸内海航路のフェリーの廃止や減便が相次いでいる。広島-愛媛間を運航する1社が今月末で廃止を決めたほか、大阪-九州間のフェリーが5月末で今治港(愛媛県今治市)への寄港を取りやめた。背景には、10年前に本四連絡橋が3本になり、フェリー会社の経営を圧迫してきたことに加え、今年3月末からの土日祝日の高速道路のETC(自動料金収受システム)利用による特別割引が追い打ちをかけていることがある。荒波にもまれるフェリー会社の模索が続いている。

 本州と四国を結ぶ連絡橋は、昭和63年に瀬戸大橋(岡山-香川)が開通したのを皮切りに平成10年に明石海峡大橋(兵庫-徳島)、11年に瀬戸内しまなみ海道(広島-愛媛)が開通し、フェリーの利用者は奪われてきた。

 国土交通省四国運輸局によると、高松(高松市)-宇野(岡山県玉野市)間のフェリーの年間航送車両台数は瀬戸大橋開通前の昭和62年度は約187万台だったが、開通後の63年度は約138万台に減少した。平成20年度は原油高による経営悪化でフェリー1社が撤退したため約85万台まで落ち込んだ。

 一方、瀬戸大橋開通当時、児島インターチェンジ(IC)-坂出IC間の普通車料金5600円は段階的に引き下げられ現在は平日3550円。これに対抗するため、フェリー会社は高松-宇野間を約3000円にし、利用者離れを食い止めている。しかし、高速料金が土日祝日だけとはいえ1000円になると、「料金面でフェリーの優位性が崩れつつある」と業界関係者は話す。

 本四連絡橋を管轄するJB本四高速(神戸市)によると、ETC特別割引導入で今年4月25日~5月6日のゴールデンウイーク(GW)期間中に本四県境を通過した車の台数は昨年の同時期と比べ約1・5倍に増加した。

 追い打ちをかけられた格好のフェリー会社にとっては企業努力も限界。4月末、中四国フェリー(広島県竹原市)が竹原-波方航路の46年の歴史に幕を下ろしたほか、呉・松山フェリー(広島県呉市)も6月末で阿賀-堀江間を廃止し、会社解散を決めた。

 また高松-宇野間の四国フェリー(高松市)と宇高国道フェリー(同)はGW以降、週末などに減便を実施。関西汽船(大阪市)とダイヤモンドフェリー(大分市)が共同運航する大阪-大分間の大型フェリー「さんふらわあ」は利用者減少を見越して、5月末で神戸、今治(愛媛県)両港への寄港を中止した。

 松山市の中村時広市長は同市発着フェリー廃止決定後の記者会見で「四国は船が重要な交通ルート。高速割引は2年間の時限措置で、料金が元に戻ったときに航路がないのでは困る」とと指摘した。

 こうした逆風の中、松山港(松山市)への寄港を続ける「さんふらわあ」は、今月から大阪-松山間で通常の半額となる割引運賃(4人乗車で1万9000円)を設定した。高速割引料金よりも割高だが、ゆったりと船旅を楽しみたい人たちにアピールする作戦だ。また、宇高国道フェリーなど2社はETCシステムを利用して乗船手続きを簡略するサービスで利便性向上を図り、フェリー利用客の呼び戻しを狙う。

 ただ国交省は、フェリー会社にとってかき入れ時となる、お盆や年末年始の平日にもETC特別割引の実施を検討しているが、ダイヤモンドフェリーの担当者は「フェリーの強みを生かした商品づくりで夏を迎える」と話し、対抗策を模索している。
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by yupukeccha | 2009-06-09 22:33 | 社会  

アクアライン値下げに10億…千葉県の6月補正予算案

2009年5月27日17時13分 ZAKZAK

 千葉県は27日、森田健作知事が公約に掲げた東京湾アクアラインの値下げにかかる費用10億円を盛り込んだ一般会計の6月補正予算案を発表した。予算規模は全体で約1150億円。森田知事の就任後、初めての予算編成となる。

 県によると、アクアラインの通行料金を自動料金収受システム(ETC)搭載車限定で普通車800円、大型車1320円に値下げするため、本年度だけで現行料金との差額補てんが約17億円、効果調査費に3億円それぞれかかると試算。これを国と半分ずつ負担したい意向で、県として10億円を計上した。国土交通省有料道路課は「22日に要望を受けたばかりで、現在検討中」としている。

 森田知事は27日の記者会見で値下げの効果について「(神奈川や東京と)相互に行ったり来たりするほうがお互いの経済力アップにつながる」と述べた。だが「(首都圏)8都県市でやろうと言ったら2年、3年かかる」として、緊急に実施するため周辺自治体に応分負担を求めない考えを示した。
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by yupukeccha | 2009-05-27 17:13 | 行政・公務員  

九州バス協「高速千円拡大しないで」 渋滞禍・利用減

2009年5月26日23時0分 朝日新聞

 九州バス協会(83事業者)の竹島和幸会長(西日本鉄道社長)が26日、高速道路割引の拡充に反対する要望書を国土交通省に提出したことを明らかにした。高速バス利用者が激減したうえ、渋滞に巻き込まれて所要時間が2倍以上かかる便まで現れ、運行に支障が出ているためという。政権の目玉政策に対し、首相の地元で反旗が翻った。

 政府は3月28日からETC車の土日祝日の利用料金の上限を原則千円にする景気対策を始めた。お盆や年末年始の平日の適用も検討している。

 竹島会長は西鉄の定例会見で黄金週間中の「惨状」を列挙した。5月4日午後は、通常4時間の鹿児島発福岡行きが「8時間かかった」、通常2時間の熊本発福岡行きが「5時間を超えた」と指摘。5月4、5日の福岡発小倉行きは迂回(うかい)のため「一般道を走った」と述べた。

 同社が運行する高速バス31路線の4月24日~5月6日の総遅延時間は前年より52%増えた。4時間以上かかる長距離路線では87%も増加した。一方、輸送人員、収入はともに約12%減った。

 竹島会長は「不況もあるが、明らかに高速割引の影響だ。客離れにつながる。事業者の努力では限界がある」と危機感をあらわにした。

 要望書は(1)割引の拡大防止(2)渋滞緩和策の検討(3)バス事業全般への支援措置を求め、22日に提出した。日本バス協会(2280社)に同調を求める要望書も出しており、政府に対応を迫る考えだ。

 西日本高速道路(NEXCO)によると、今年4月25日~5月6日に10キロ以上の渋滞が起きた回数は、九州自動車道が前年の3.8倍、山陽自動車道が3.6倍だった。全国は前年の2倍程度。(渡辺淳基)
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by yupukeccha | 2009-05-26 23:00 | 社会  

呉・松山フェリー:来月末で業務停止 “ETC特割”打撃か /愛媛

5月26日17時2分配信 毎日新聞

 広島県呉市の阿賀港と松山市の堀江港を結ぶ呉・松山フェリー(本社・呉市阿賀南7)は25日、近く中国運輸局に航路廃止届を提出し、6月30日限りで運航業務を停止すると発表した。06年の「しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)の全線開通や燃料高騰に加え、景気対策として今春から高速道路に導入されたETC(自動料金収受システム)利用車の特別割引が決定的な打撃となったとみられる。

 加藤栄一社長によると、同フェリーは1964年、貨物向けとして就航。翌年から乗客営業も始め、ピーク時には貨物トラックのほか、ビジネス・帰省客など年間12万5000台の利用があり、18往復を運航していた。

 しまなみ海道の全線開通から減少が目立ち、燃料高騰には経費削減や運航を9往復に半減するなどの経営努力を続けてきた。

 しかし、ETC割引の直撃を受け、4月の利用台数は乗用車が約1640台と昨年同月に比べて半減。トラックは同40%減の約1760台だった。大型連休期間中も50~60%減で、加藤社長は「経費削減を進めた場合の採算ライン(年間8万台)に到底届かない」と話した。

 航路廃止後は、会社を解散し清算手続きに入る。船員35人など従業員60人には退職金を支給し、できるだけ再就職支援をしたいとしている。【牧正】


フェリー航路廃止 呉市阿賀港~松山市堀江港
5月26日7時56分配信 産経新聞

 呉・松山フェリー(広島市)は25日、呉市阿賀港~松山市堀江港を1日9往復運航するフェリー航路を6月末で廃止すると発表した。同社は「しまなみ海道の全線開通や高速道路通行料金の値下げで、売り上げと航走数が大幅に減少し、航路廃止を決断した」としている。正規従業員60人には退職金を支給し、就職支援を実施する。

 呉・松山フェリーは昭和39年に設立され、旅客と自動車の航走業務を行ってきたが、近年の原油価格の高騰や、しまなみ海道の全通などにより経営環境が悪化した。20年8月期決算では約1億8000万円の経常赤字を計上。今年3月末からは、本四連絡橋や高速道路で土日祝日通行料金の大幅値下げが実施され、業績改善のめどが立たなくなったという。

 航路廃止について松山市の中村時広市長は「非常に残念な結果。高速道路料金を大幅に引き下げるという国の政策が、一方的な状況を生み出した」と国を批判している。

Link:航路廃止のお知らせ(呉・松山フェリー)
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by yupukeccha | 2009-05-26 17:02 | 社会  

狙いがミエミエ過ぎて「アクアライン800円」を喜べない

2009/5/26 10:00 日刊ゲンダイ

 選挙運動でうたった「完全無所属」がウソだった森田健作千葉県知事だが、今度は「剣道2段」が自称だったことがバレて、“ペテン師”と選挙民も呆れるほどだ。

 ところが、22日に千葉県が、東京湾アクアラインの通行料を「800円」にする方針を決め、当初、渋っていた国土交通省もこれを認めた。森田知事が金子一義国土交通相に直談判して成功した格好だが、実は素直に喜べないのだ。

 ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。

「まず、値下げの対象はETC搭載車に限定されて、未搭載の普通車は現行通り平日2320円、休日1000円、大型車は3830円を支払う。値下げして欲しければ、さっさとETCを付けろといわんばかりの露骨なやり口です。改めて不公平感が浮き彫りになりました」

 問題はそれだけではない。新たな値下げ分を千葉県と国が負担するしくみなのだ。総額20億円にのぼるという。何のことはない。千葉県民と国民の税金を使って穴埋めするわけだ。

 前出の小林佳樹氏がこう指摘する。

「森田知事は当選直後から批判にさらされて、まるでいいところなく、いきなり崖っぷちに立たされていた。だから選挙公約のアクアライン通行料引き下げをいち早く実現する必要があったのです。森田知事はこの成果を最大限にアピールして、これまでの失点を帳消しにした上に、人気を挽回する魂胆がミエミエです」

 こんな姑息なやり方に丸め込まれてはダメだ。
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by yupukeccha | 2009-05-26 10:00 | 政治