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鳩山演説、プロの採点は 流行歌のような情緒 抑揚なく眠り誘う?

10月27日7時56分配信 産経新聞

 政権交代後初めてとなる鳩山由紀夫首相の26日の所信表明演説。喝采(かっさい)や怒号の飛び交うなか、予定時間を2分オーバーする“52分間の大演説”となった。鳩山首相の目指す「友愛政治」への思いは国民に届いたのか。演説やパフォーマンスに詳しい専門家に分析してもらった。

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 ◆聞き手を意識

 紺のスーツに金色のネクタイ。午後2時、おきまりの格好で姿を現した鳩山首相は、衆院本会議場で≪あの暑い夏の総選挙の日から、すでに2カ月がたとうとしています…≫と演説を切り出した。

 「まるで流行歌の一節のような印象的な出だしだった」と高く評価するのは、『歴代首相の言語力を診断する』などの著書がある立命館大の東照二教授(言語学)。≪このたび総理大臣に就任しました…≫が、歴代首相の常套(じょうとう)句だったといい、「これまでになく情緒的で、新しいことにチャレンジする意気込みを感じる」と評した。

 また、視察したチョーク工場や、遊説中に出会ったおばあちゃんなど身の回りのエピソードを紹介したことについては「ここまで長い物語を盛り込んだのは歴代首相で初めて」とし、≪一緒に〇〇しようじゃありませんか≫などの語りかけるような口調とあわせ、「聞き手を意識した画期的な演説だった」とした。

 ただし、問題は演説の長さだ。歴代首相の原稿が平均7千字だったのに対し、今回の演説は約1万3千字で、所要時間は52分。「聞き手が集中できるのは長くて30分。抑揚のない話し方とあわせ、思ったほどの効果が得られなかったのではないか」と話した。

 ◆「大切」繰り返す

 一方、聞き手側の姿勢に着目したのは、国際パフォーマンス研究所の佐藤綾子代表。「幹部が腕組みをして居眠りしたり、新人議員がキョロキョロしたり。“社長”が大切な話をしているときに…。民間企業ならありえない」と“社員”らの姿勢を批判した。

 ただ、「語り口調に抑揚がない」「紙ばかり読んで、両腕や視線に動きがない」など、居眠りには首相側にも問題があったと指摘。「演説中、≪大切≫≪一番大切≫という表現がたくさん出てきて、どれが大切なのか分からなくなった。≪対等な日米関係≫と強調したが、演説のうまさはオバマ大統領に大負け。対等になるよう頑張ってほしい」とエールを送った。
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by yupukeccha | 2009-10-27 07:56 | 政治