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総務相に片山前知事起用へ 馬淵副大臣の入閣も検討

2010年9月16日15時3分 朝日新聞

 菅直人首相(民主党代表)は、17日に予定する内閣改造の目玉人事として、総務相に前鳥取県知事の片山善博慶応大教授を起用する方針を固めた。党代表選で首相を支持した馬淵澄夫国土交通副大臣も、閣僚に起用する方向で検討に入った。「改革派知事」として知られた片山氏と、民主党中堅の代表格である馬淵氏の起用で、内閣の清新さをアピールする考えだ。

 総務相ポストをめぐっては、原口一博総務相が代表選で小沢一郎前幹事長の支持を表明。原口氏は首相が代表選公約で掲げた国家公務員給与の思い切った削減に難色を示していることもあり、首相周辺から交代論が漏れていた。

 片山氏は自治省(現・総務省)出身の59歳。1999年に鳥取県知事に当選し、2期8年務めた。知事時代は行政改革を進めて情報公開や地方議会改革を主導し、浅野史郎前宮城県知事や北川正恭前三重県知事らとともに「改革派知事」と注目を集めた。

 留任する仙谷由人官房長官とも近く、政権交代後の昨年秋、仙谷行政刷新相(当時)のもとで行政刷新会議の民間メンバーに就任。「事業仕分け」にかかわったほか、国と地方の役割分担の議論などの旗振り役を務めた。総務相起用は、民主党が力を入れる「地域主権改革」を実現する司令塔としての指導力が期待されたものとみられる。

 閣僚起用が検討されている馬淵氏は衆院奈良1区選出で50歳。野党時代、住宅の耐震偽装問題を国会などで追及して注目され、鳩山政権から国交副大臣を務めている。党内では蓮舫行政刷新相や細野豪志幹事長代理らと並び、岡田克也外相や前原誠司国交相らに続く次世代のホープと目されている。

 首相は代表選期間中、馬淵氏を首相官邸に招いて自ら支持を要請。首相再選後の要職への登用もにじませていた。馬淵氏も代表選で中堅・若手票をとりまとめ、首相再選の原動力のひとつになった。

 首相は16日朝、側近議員と電話で話し、同日中に幹事長ポストなど党役員人事の骨格を固める意向を示した。その後、首相官邸で仙谷氏と人事に向けた最終調整を進めた。首相が党幹事長に起用する方向で調整している岡田外相は同日午前、外務省内で公務をこなした。
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by yupukeccha | 2010-09-16 15:03 | 政治