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<国民審査>最高裁長官と8人の判事全員が信任

8月31日13時8分配信 毎日新聞

 総務省は31日、衆院選とともに投票された最高裁判所裁判官に対する国民審査の結果を発表した。審査対象になった竹崎博允(ひろのぶ)最高裁長官と8人の判事全員が信任された。有効票に対する罷免を求める率(罷免率)はほぼ前回並みの6.00~7.73%だった。

 投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。投票率は前回を1.33ポイント上回る66.82%だった。衆院選の「1票の格差」を巡る07年の最高裁判決にかかわったのは9人のうち3人。この中で合憲とする多数意見を出した涌井紀夫裁判官が罷免率トップに、同じく合憲とした那須弘平裁判官が2位となった。罷免率が50%を超えると罷免されるが、過去に例はない。

 一方、法律で国民審査の期日前投票の期間が投票日7日前からと規定され、衆院選より4日短いため投票できなかった有権者もおり、投票率は衆院選小選挙区(69・28%)より2ポイント以上低かった。衆院選と同時の審査とあって、実績がない裁判官が任命後間もなく審査対象となることを含め、制度上の問題も指摘されている。【銭場裕司】
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by yupukeccha | 2009-08-31 13:03 | 司法  

「御殿場事件」はえん罪か 長野智子のドキュメンタリーに注目

6月21日19時25分配信 J-CASTニュース

 長野智子キャスターがテレビ朝日系で7年間も追い続けている報道ドキュメンタリー番組に注目が集まっている。当時16歳の少女が元同級生ら10人の少年に暴行されたとされる事件。犯行日時について少女の供述が一旦変わっているにもかかわらず、裁判は10人を有罪にした。これはえん罪なのではないか、という内容だ。視聴者の反響が大きく、その続編が2009年6月29日に放送されることが決まった。

■「刑務所に送ってやる。一生出てくるな!」

 番組は「報道発ドキュメンタリ宣言」。09年6月1日には「それでも僕らはやってない~親と子の闘い3000日~」が放送されると、番組ホームページには2万以上ものアクセスが集中した。テレビ朝日系では長野キャスターが7年前から「ザ・スクープ」「スーパーモーニング」で取材・報道してきた。

 01年9月16日の午後8時頃の静岡県御殿場。16歳の少女が中学生の元同級生に公園に連れて行かれ、10人の少年に1時間以上にわたりわいせつな行為を受けたと供述した。しかし、目撃者も物的証拠もない。少年の家族らが奔走し、事件が起きたとされる当日のアリバイを立証し、無実を主張。少女も当日、出会い系サイトで知り合った男性と会っていたことを認め、法廷で、

  「事実と違うことを言ってしまい、みんなに迷惑を掛けてしまった」

と謝罪した。これで一件落着と思われたが、少女は、乱暴されたのは事実で、暴行されたのは9月9日だった、と主張を変えた。検察は犯行日を変更する訴因変更請求を行い裁判所はそれを認めた。

 この事件の立証の根拠になっているのは少年達の自白だけだ。少年たちは犯行を認めたが、それは取り調べで脅されたり、髪の毛を引っ張られたり、足を蹴られるなどの暴行を受けたからで、長野キャスターのインタビューに対し、

  「お前のようなヤツは一生刑務所に送ってやる。一生出てくるな!」
  「否認を続けると裁判になり金がかかるぞ」

などと執拗な取り調べが続き、身に覚えのないことだったが罪を認めねばならなかった、と答えている。

 新たな犯行日となった9月9日だが、この日は雨と強い風が吹いており、野外で犯行に及ぶのは難しいうえ、少女の服には雨が付いていなかった、などと裁判で主張したが認められず、07年8月22日に有罪判決が出た。最高裁は09年4月に上告を棄却。さらに、元少年の処分取り消しに対して、静岡家裁沼津支部は被害女性の供述は十分信用できるとし、09年6月5日、申し立てを棄却した。

■取り調べ室の全面可視化を訴える

 この番組を見た人達はネットの掲示板やブログなどで、

  「警察と裁判所の腐敗。供述のみで逮捕する捏造警察と女子高生に加担する裁判所。えん罪事件はここまできた!」

などと書く人が多い。一方で、

  「最初からえん罪ありきで番組を作っているようにしか見えない」

と批判する人もいる。

 長野キャスターは自身のブログでこの事件を何度も記事にしていて、09年6月8日には、これまで取材してきた、えん罪やえん罪が疑われる事件の中で「御殿場事件」を筆頭に置いている。えん罪が確定的な足利事件の菅家利和さんの話を聞くと「デジャブ感に襲われる」とし、

  「自白の強要であるとか、自白偏重主義の裁判とか。菅家さんの話す内容と、他のえん罪事件で見聞きすることがほとんと同じなんですね」

 暴力を振るう、怒鳴るなどを執拗に行った結果、容疑者はウソの自白をしてしまう。こうした捜査手法がマニュアル化されているとすれば、取り調べ室の全面可視化以外にえん罪の犠牲者を減らすことは不可能だ、と長野キャスターは訴えている。
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by yupukeccha | 2009-06-21 19:25 | 社会  

御殿場事件「それでも僕らはやってない」テレ朝番組 反響続々、続報放送へ

2009.6.13 08:05 産経新聞

 足利事件の報道で冤罪(えんざい)問題が世間の耳目を集める中、1本のドキュメンタリー番組が話題を呼んでいる。強姦(ごうかん)未遂容疑で逮捕されたものの無罪を訴え続けている少年の家族の姿を描いたもので、番組ホームページには2万件以上ものアクセスが殺到した。大きな反響に、番組では急遽(きゅうきょ)、続報を放送することを決めた。(松本明子)

 この番組は、テレビ朝日系「報道発 ドキュメンタリ宣言」(月曜午後7時)で1日に放送された「それでも僕らはやってない~親と子の闘い3000日~」。平成13年9月に静岡県御殿場市で起こった10人の少年らによる強姦未遂事件、いわゆる御殿場事件を取り上げ、物証も目撃証言もないとされるこの事件で逮捕された10人のうち、当時17歳の2人の男子高校生に密着した内容だった。

 無罪を信じる家族たちの執念の調査で、被害者少女の矛盾した証言などを突き止めるが、2人は1審、控訴審とも有罪。事件から8年が経過した今年、最高裁が上告を棄却し、懲役1年6月の実刑判決を受けていた2人は5月に収監された。

 この少年たちと家族の闘いの記録を放送した直後から、番組ホームページには大量の書き込みが寄せられた。「裁判員制度が導入されたことで、このような冤罪事件がなくなることを願いますが、やはり日本の裁判、司法を根本から見直す必要があると感じました。冤罪はもっとたくさん存在していると思います」(30代女性)、「もし放送がすべて事実だとしたら、この裁判はおかしいということです。情報を扱うメディアとしてはぜひ最後まで追及してほしい」(40代男性)などの共感の一方で、「何を根拠に無罪だと皆さん言っているんですか。テレビは時には洗脳されてしまう場合もある」(30代女性)といった意見もあった。

 御殿場事件は同局の「ザ・スクープ」で6年前に取り上げたのが最初。「ドキュメンタリ宣言」でナビゲーターを務める長野智子キャスターが、当初から取材を続けてきた。反響を受けて、29日の番組で続報を放送する。同局広報部では、「反響の大きさに驚いています。29日の放送では、収監前の本人たちの気持ちや獄中からの手紙など、前回放送しきれなかった取材部分も含めて紹介します」と話している。
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by yupukeccha | 2009-06-13 08:05 | 社会