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公明の坂口・元厚労相が議員続投へ 党政策作業を担当

2010年8月9日21時24分 朝日新聞

 参院選後に衆院議員を引退する意向を示していた公明党の坂口力・元厚生労働相(76)=比例東海ブロック=が当面議員を続けることになった。党で年末に社会保障政策の総合ビジョンをまとめる作業の責任者となる予定。
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by yupukeccha | 2010-08-09 21:24 | 政治  

民主の高速施策 「原則」「無料化」…何だか怪しい

2010年7月15日 朝日新聞 政策ウォッチ

 民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げる「高速道路の原則無料化」という表現に、しっくりこない気持ちを抱いてきた。「原則」と「無料化」。この言葉が何となく怪しい。

 まず「原則」。例えば原則禁止と言われれば「場合によっては破ってもいいのか」と思う。約束に使う言葉として適当だろうか。使うなら、どこからが例外になるのか、線引きが必要だろう。

 次に「無料化」。街中でタダで配られるポケットティッシュだって、仕入れ代や配る人の人件費などを誰かが負担している。

 高速道路も同じ。巨額の国費を投じて造り、約31兆円の借金が残る。今は高速道路各社が通行料収入を借金返済にあて、約40年で完済する計画だ。無料化すれば通行料収入はなくなり、借金は残る。無料化の判断とは、借金の返済に通行料をあてるか、税金をあてるかの選択でもある。

 参院選の与党敗北は、公約に怪しさを感じる有権者が増え始めたからではないか。無料化の実行には、まずは誠実な言葉遣いが必要だと思う。(鳴澤大)
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by yupukeccha | 2010-07-15 03:00 | 政治  

「銀行は木村そのもの」 カリスマが食べた“禁断の果実” 振興銀事件

7月15日1時6分配信 産経新聞

 強烈な個性で日本振興銀行に君臨してきた“時代の寵児(ちょうじ)”に14日、司直のメスが及んだ。銀行法違反(検査忌避)容疑で警視庁に逮捕された前会長の木村剛容疑者(48)。かつては「金融改革の旗手」ともてはやされ、華麗な経歴と人脈を誇る理論派として知られていた。金融検査の厳格化を主張し、振興銀も「日本一厳しいガバナンス体制」と自画自賛。だが、皮肉にも金融検査を妨害したとして容疑者の立場に墜ちた。カリスマ経営者は、どこで道を踏み外したのか-。

 ●独演会

 「みそぎを切れ!」

 オールバックの髪に、メガネの奥の細い目。木村容疑者は机をたたいて部下を叱責(しっせき)した。

 毎週土曜日午前9時、東京都千代田区の日本振興銀行の本社会議室で開かれる執行役会の風景だ。「みそぎを切れ」は木村容疑者独特の表現で、「責任を取れ」という意味。「融資審査はもちろん、『カラーコピー機を使うな』という細かいところまで口を挟み、ミスを見つけては責任を取れと詰め寄った」(元幹部)。

 振興銀は、取締役会の過半数が社外取締役として経営監査を担当し、日常の業務は執行役と呼ばれる役員が取り仕切る。執行役会はいわば、振興銀を動かす最高意思決定機関だ。

 元役員によると、木村容疑者は社外取締役だった開業直後から、堂々と執行役会に出席。楕円(だえん)形の机に執行役約10人がずらりと座る中、“上座”に陣取った。

 執行役会は木村容疑者のワンマンショーと化した。会終了後は、木村塾と称した経営哲学を語るセミナーを開催。夕方まで付き合える“辛抱強い人物”が行内で重用された。

 元執行役はいう。「振興銀は『木村銀行』と揶揄(やゆ)されたが、実態は木村そのものだった」。

 ●「素敵な商売」

 「竹中平蔵のブレーン」「小泉純一郎の金融指南役」。木村容疑者が時代の寵児となったのは8年ほど前のことだ。

 昭和60年に東京大学経済学部を卒業し、日本銀行に入行。平成10年に金融コンサルティング会社を立ち上げた。竹中平蔵金融・経済財政担当相(当時)と親しく、14年に金融庁の「金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム」のメンバーに抜擢(ばってき)され、金融庁顧問にも就任。金融機関に厳格な不良債権処理を要求する姿は、大手行幹部を震え上がらせた。

 木村容疑者が「日本振興銀行構想」をぶち上げたのは15年8月。「メガバンクから閉め出されてくる中小企業に貸し出せばいい。いま、銀行業ほど素敵(すてき)な商売はない」。木村は同年に書き下ろした自著『金融維新』でこう記している。

 16年4月、木村は「素敵な商売」を立ち上げる。社外取締役に就任し、「経営執行業務については所管しない」(同『金融維新』)立場だったが、徐々に支配の色合いを強めていく。

 「木村支配」を象徴する一つが、「ルールブック・オブ・ザ・ゲーム」という自身が作成した社内規約。サッカーファンの木村容疑者は店長を「J1」、店長候補を「J2」と呼び、毎月業務成績によって入れ替えをした。担当の融資先がデフォルト(債務不履行)に陥ると、融資額の10%を給料から差し引いた。

 「彼にとって銀行経営はゲーム感覚だったのかもしれない」。元執行役はそうつぶやいた。

 ●禁断の果実

 19年3月期決算で黒字は達成したが、大手行や地銀が中小企業向け融資を拡大し、貸出先確保が困難になりつつあった。

 焦った木村は、側近中の側近だった元執行役、関本信洋容疑者(38)とともに“禁断の果実”を口にし始める。商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)などからの債権買い取り取引だ。手数料収入で潤うことから事実上の融資に当たるが、「見せかけの実績だけ伸ばすトリッキーな手法」(都銀幹部)といえた。

 「大丈夫だ、大丈夫だ」。木村容疑者と関本容疑者は方針に疑問を抱く役員らにこう繰り返した。元執行役は「中小企業向けという銀行設立の目的を捨てた瞬間だった」と振り返る。結局、取引の一部は金融庁に問題視され、検査の際の関連メール削除という妨害行為につながった。

 不正にまみれた振興銀は再生できるのか。別の元執行役はこう語った。

 「『50万円あれば今月を乗り越えられる』という中小企業はたくさんある。こうした小口の取引は大手にはできない。まだまだ活躍できる場面はあるので、人心を一新して難局を乗り切ってほしい」

 「木村銀行」から「中小企業を救う銀行」へ。当初の理念に立ち返る姿を元役員らは求めている。
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by yupukeccha | 2010-07-15 01:06 | 社会  

振興銀、木村前会長逮捕 華麗な人脈 ビジネス手法には疑問も

7月14日15時31分配信 産経新聞

 日本振興銀行をめぐる捜査が14日、急展開をみせた。警視庁が銀行法違反(検査忌避)容疑で逮捕した前会長、木村剛容疑者(48)は、かつて竹中平蔵元金融・経済財政相のブレーンとして不良債権処理を進め、“時代の寵児(ちょうじ)”ともてはやされた。木村容疑者はどんな人物なのか。

 日銀マンから監査法人を経て、金融コンサルタント会社を設立した木村容疑者は、華麗な経歴と人脈を持つ理論派とされる。金融行政にも力を及ぼしたが、ビジネス手法に疑問を指摘する人もいた。

 木村容疑者が東大経済学部を卒業後、日銀に入ったのは昭和60年。「日銀のプリンス」と呼ばれた福井俊彦前総裁に目をかけられた。

 福井前総裁は、木村容疑者の名を本来の読み方の「たけし」ではなく、親密の情を込めて「ごう」と呼んだ。「剛(ごう)ちゃんは入行したときから元気がよかった。松本支店で英会話学校に通っているときに知り合った女性と結婚したんだけど、仲人を頼まれてね…」。前総裁からこんな話を聞かされた日銀関係者もいる。

 一方で、ある元日銀幹部は「多芸多才だけど、本業よりもほかのことに関心が強かった。周りはやりにくかった」と振り返る。木村容疑者自身も「(日銀という)アンパイア的な立場よりもプレーヤーになりたい」と公言。日銀を飛び出し、平成10年に金融コンサルタント会社を立ち上げた。

 当時、旧金融監督庁が作成していた金融検査マニュアルの検討委員となり、マスコミにも登場するようになる。

 不良債権処理の動きに貢献したが、当時のことをよく知る元金融庁幹部は「マニュアルの解説本を出版したり、中小金融機関に金融監督庁からお墨付きをもらったコンサルタントとして売り込んだり、ビジネスに役立てていた」と話す。

 理論的な語り口で周囲を魅了。大手行に厳しく不良債権の処理を迫り、一時は講演に引っ張りだこに。政財官に人脈を築くが、「政権に近づきビジネスを広げる手法はゆがんでいる」と語り、木村容疑者のもとから去っていく友人もいた。

 「金融改革の旗手」ともてはやされながら、強烈な個性で、日本振興銀行のトップに君臨してきた木村容疑者。不透明との批判もあった“支配”の実態解明が進められる。

 ■「指示した事実は一切ない」

 銀行法違反(検査忌避)容疑で警視庁に逮捕された日本振興銀行の前会長、木村剛容疑者は一貫して関与を否定していた。

 --検査忌避を指示した事実はあるのか

 「警察はそう思っているのだろうが、自分が検査忌避を指示した事実は一切ない」

 --金融庁から一部業務停止命令が出た

 「経営を失敗したのは申し訳ないし、反省している。ただ、検査忌避は指示していない。このことは警察にも説明している」

 --警視庁の聴取にどのように応じているのか

 「話せることは話し、説明できることは説明し、知らないことは知らないと答えている」

 --元執行役らはどう言っているのか

 「彼らが警察にどう話しているのかは知らない」
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by yupukeccha | 2010-07-14 15:31 | 経済・企業  

日本振興銀 前会長ら逮捕 実態は「木村銀行」

7月14日11時28分配信 毎日新聞

 「債務者の気持ちが分かる金融が必要」と中小企業救済を目指して日本振興銀行の設立を宣言して7年。小泉政権時代に金融庁顧問も務めた同行前会長、木村剛容疑者(48)が銀行法違反(検査忌避)容疑で警視庁に逮捕された。自他ともに認める「金融のプロ」がすべてを支配していた「木村銀行」。逮捕容疑は、かつて自らも作成に携わった金融検査マニュアルに基づいた検査への妨害だった。【酒井祥宏、川崎桂吾、袴田貴行】

 木村前会長は98年に35歳で日銀を退職後、金融監督庁(現・金融庁)の金融検査マニュアルの検討委員を99年まで務めた。その後、金融と企業財務の総合コンサルティング会社を設立すると、不良債権問題の論客として、頭角を現した。日銀時代からの著作や共著はビジネス分野の月別ベストセラートップ10の常連で、経営不振企業を実名で列挙した「大手30社リスト」の作成者とされ、一躍注目を集めた。

 大きな転機は竹中平蔵金融担当相(当時)に抜てきされ金融庁顧問に就任した02年だった。任務は大手銀行が抱える不良債権の抜本処理を目指す「金融再生プログラム」の策定だった。その発言力は大きく、木村前会長が不良債権処理のプロジェクトチームのメンバーに起用されたとの情報が流れると、銀行株を中心に株価がバブル経済崩壊後の最安値を更新するほどだった。

 「債務者の気持ちが分かる金融が必要。中小企業に必要な資金を供給する」。03年8月に日本振興銀行の設立を発表し、05年には社長に就任した。同年6月に会長になるとブログで「12年には1兆円の金融グループになる」と豪語したが、09年3月には商工ローン大手「SFCG」(破産手続き中)から買い取った債権の二重譲渡問題が発覚。今年3月期決算の純損益が51億円の赤字となり、引責辞任に追い込まれた。

 金融庁顧問に就任前、毎日新聞の取材に「(不良債権問題は)個別銀行に任せておいては片づかない。金融当局が強権を振るう形で一斉査定するなどのプロセスが必要」と述べていた木村前会長。強く主張した金融検査に自らつまずいた形となった。

 ある捜査幹部は「振興銀行は木村前会長の個人商店。木村銀行だった。検査忌避は木村前会長の了解なしにはあり得ない」とみる。経済ジャーナリストの須田慎一郎さんは「素人でもやらないような検査忌避をしたとするならば、金融のプロという自負と金融庁顧問をしたおごりがあったのでは」と指摘する。

 ◇日本振興銀行と検査妨害を巡る経過◇

04年4月 木村剛容疑者が東京青年会議所有志と開業

05年1月 社外取締役の木村容疑者が社長就任

   6月 木村容疑者が社長を退任し会長に就任

08年4月 3月期決算で初の経常黒字と発表

09年2月 SFCG破綻(はたん)

   3月 SFCGから買い取った債権の二重譲渡問題が発覚

   6月 金融庁の立ち入り検査開始

10年3月 立ち入り検査終了

   5月 木村容疑者が赤字決算の責任を取り退任

   〃  金融庁が4カ月の一部業務停止命令

   6月 金融庁が検査妨害で刑事告発。警視庁が家宅捜索

   7月 警視庁が木村容疑者らを検査妨害容疑で逮捕
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by yupukeccha | 2010-07-14 11:28 | 経済・企業  

郵政社長人事はルール無視 竹中氏が批判 大塚副大臣は「他にいない」と弁明

10月25日17時43分配信 産経新聞

 小泉純一郎政権で郵政民営化の旗振り役だった元総務相の竹中平蔵氏は25日放送された民放番組で、斎藤次郎元大蔵事務次官を日本郵政社長に起用する人事に「ルール無視だ」と激しく批判した。これに対し、現政権で郵政改革を担当する大塚耕平副大臣は、「他にやる人がいない」などと弁明に追われた。

 竹中氏は、「日本郵政は委員会設置会社だから、指名委員会で社長を指名して取締役で決めるという仕組みがあるのに、無視している」と指摘。「金融庁は内部統制、コンプライアンスをやれと言っておきながら(亀井静香郵政改革相が)まったくやっていない」とたたみかけた。

 これに対し、大塚氏は「斎藤さんは天下りではない。ほかにやる人がいない」と起用理由を説明。「指名委員会が納得しなければ否決されるかもしれない」と弁明したが、竹中氏から「政府の圧力に民間人が刃向かえない」と反論された。

 同席した民主党に近いとされる元財務官の榊原英資氏も「日本郵政は株式を売らず、国営化される。180度の方向転換だということを認めるべきで言い訳は不要だ」と苦言を呈した。
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by yupukeccha | 2009-10-25 17:43 | 政治  

日本郵政・西川社長、強引な手法が歪みを露呈

10月20日23時28分配信 産経新聞

 日本郵政グループの経営を陣頭指揮してきた西川善文社長の辞任は、平成13年の小泉純一郎首相就任以来続いてきた国家的プロジェクトの方向転換を意味する。ただ、民営化路線をすべて“悪”と決めつけてしまっては、「新生日本郵政」の道は開けない。

 住友銀行時代に不良債権処理で手腕を発揮し、金融大再編を勝ち残って「最後のバンカー」と評された西川氏にとって、最大の誤算は「かんぽの宿」一括売却問題だった。20日の会見で西川社長は「不正は一切なかった」と強調したが、入札手続きの不透明さが指摘され、批判にさらされた。いささか強引な手法で巨大組織を民間企業に生まれ変わらせようとした歪(ひず)みが一気に露呈してしまった。

 小泉元首相の郵政民営化の狙いは、財務省に吸い上げられてから特殊法人に配分される郵貯と簡保の資金の流れを絶つことと、市場の開放だった。官僚組織の膨張に歯止めをかけて天下りを絶つという目的は、脱官僚政治を掲げる民主党と軸を同じにするはず。どこでボタンをかけ間違えたのか。

 日本郵政グループの経営陣は外部スカウト組が要所を占めており、“進駐軍支配”と揶揄(やゆ)される。その数は40人強で、実に全経営陣の約半数に上る。外部からの専門家の登用は「不可欠な存在」(日本郵政幹部)とはいうものの、部長級を含む外部組が「民間方式」を錦の御旗に業務を仕切る構図は、巨大組織をぎくしゃくさせた。

 民営化によってサービスメニューは増えたが、質は追いつかなった。郵便局会社で実施されている郵便、郵貯、簡保の縦割り業務は、民営化の弊害と映る。資産売却や組織づくりを優先するあまり、利用者の利便性が低下したともいえる。

 亀井静香郵政改革相は20日の会見で、「郵政事業を(民営化の)前の形に戻すつもりは全然ない」と強調した。ただ、目指す「新生日本郵政」の姿は、政府が持ち株会社の株の大半を持ち、金融2社を子会社として抱える方向で調整中で、国営に近い経営形態となる。民間の銀行や生保が太刀打ちできない巨大な政府系金融機関は、民業圧迫の懸念も膨らむ。

 後任社長は「国民が培った財産を国民のために活用できる」(原口一博総務相)人材が選任される見通しだ。新政権の強力な後押しでスタートする「新生日本郵政」は、サービスの品質向上という難問が待っている。(芳賀由明)
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by yupukeccha | 2009-10-20 23:28 | 政治  

「正式手続き踏まず、尋常でない」=西川氏辞意表明で-竹中元総務相

10月20日21時54分配信 時事通信

 竹中平蔵元総務相は20日、日本郵政の西川善文社長が辞任を表明したことについて、「政治家は(西川氏を)代えると言いながら、なぜなのかを明確にせず、正式な手続きを踏まず、嫌がらせのように一民間人に圧力をかけた。尋常ではない」と政府の対応を批判した。

 竹中氏は小泉政権で郵政民営化を推進し、西川氏の招聘(しょうへい)にも深く関与した。今回の辞意表明を踏まえ、「西川氏には、ここに至るまで本当にご苦労さまでしたと申し上げたい」と述べた。 
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by yupukeccha | 2009-10-20 21:54 | 政治  

<日本郵政>辞意表明の西川社長 会見で無念の思い隠さず

10月20日20時28分配信 毎日新聞

b0161323_0272292.jpg 日本郵政の西川善文社長は20日の記者会見で「やり残したことを言えばきりがない」と、完全民営化を実現できないまま辞任に追い込まれたことに無念の思いを隠さなかった。冒頭では数十台のカメラのシャッター音に「(うるさくて)話していられない」「出て行ってくださいよ。近くでがちゃがちゃやられたら、頭の悪い私が混乱しますよ」といら立つ場面もあったが、約20分間の会見を終えると「どうもありがとうございました」と一礼し、会見場を後にした。一問一答は次の通り。

 西川氏 本日、閣議決定された郵政改革の基本方針について、亀井静香郵政担当相から説明を受けた。私が郵政民営化のためにこれまでやってきたこと、これからやろうとすることとの間に大きな隔たりがある。もはや現在の職にとどまることはできない。28日の日本郵政の取締役会で辞表を提出する。

 --隔たりとは?

 西川氏 政府の信用を背景にした官業を、自らの力でお客様、市場の信頼を勝ち取る民業に変革させようと努力してきた。(日本郵政グループ)各社を上場させ、我が国を代表する企業グループにしたいと考えていた。今日の基本方針と対比すれば(隔たりの意味が)分かると思う。

 --「かんぽの宿」問題の際、辞任する選択肢はなかったか。

 西川氏 反省すべき点はあったが、不正な点は一切なかった。その時点で辞任の理由になるとはまったく考えていなかった。

 --政治との関係はどうあるべきか。

 西川氏 新たな経営トップが考えること。もう1週間で辞める男がとやかく言うことではない。

 --きょう小泉純一郎元首相と会ったか。

 西川氏 コメントできない。

 --後任人事は?

 西川氏 亀井氏を中心に人選が進められると理解している。

 --目指す改革はどの程度実現できたか。

 西川氏 社員の協力で相当程度の成果、実績を上げることができた。やり残したことを言えばきりがないが、今話しても意味がないこと。利用者からよくなった、便利になったと評価されることが企業価値を上げていく。社員全員で取り組んでいく必要がある。
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by yupukeccha | 2009-10-20 20:28 | 政治  

日本郵政の西川社長辞任へ 政権交代で続投困難

2009年10月20日3時0分 朝日新聞

 日本郵政グループの持ち株会社である日本郵政の西川善文社長が辞任する方針を固めたことが19日、わかった。政権交代で、西川氏が就任以来めざしてきた持ち株会社などの早期上場が不可能になったため。鳩山由紀夫首相や閣僚が西川氏の辞任を要求しており、続投はもはや困難と判断したとみられる。

 西川氏はすでに複数の関係者に辞意を伝えた模様で、早ければ週内にも辞意を表明する見通し。関係者によると、後任社長の人選はすでに固まっているという。民営化以来、24万人が働く巨大グループのかじ取り役をつとめた西川氏の辞任により、小泉政権が進めた郵政民営化は大きな転換点を迎える。

 西川氏は金融業務の強化や新規事業の拡大などを進めたが、地方では利用者のサービス水準が低下したとの声もある。西川氏が敷いた路線は、今後の見直し議論で修正を余儀なくされるとみられる。

 政府は20日、郵政見直しの基本方針について閣議で決める。鳩山首相も19日夕、官邸で「郵政民営化を見直すのは新しい政権の思いだ」と述べるなど、西川氏の辞任への外堀は埋まりつつあった。

 8月の総選挙で民主党が大勝。社民党、国民新党との3党連立政権は、政策合意で「郵政民営化の抜本的見直し」を打ち出した。鳩山首相は9月9日に政策合意をまとめた場で「西川社長に辞めていただく方針に変わりはない」と明言。亀井静香郵政改革担当相は今月13日に西川氏と会談し、郵政見直しの方針を通告するなど「辞任は時間の問題」と見られていた。

 日本郵政を巡っては今年に入り、「かんぽの宿」の不透明な売却問題で総務省から業務改善命令を受けたほか、障害者団体向けの郵便割引制度悪用事件や、旧公社時代の簡易生命保険の不払いなど不祥事が相次いで発覚。鳩山邦夫総務相(当時)は、西川氏の経営手法に問題があるとして退任を求めたが、続投を支持した麻生太郎首相から逆に鳩山氏が更迭された。

 西川氏は国会などで「上場への土台を築くのが自らの使命」と答弁するなど、持ち株会社とゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の早期株式上場を目標に掲げていた。しかし、連立3党が今秋の臨時国会に、3社の株式の売却凍結法案を提出する方針を決めたことで「西川氏の役目は完全に終わった」(総務省幹部)との見方が強まっていた。
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by yupukeccha | 2009-10-20 03:00 | 政治