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食中毒で営業停止なのに「設備改修」 ワタミのやり方これでいいのか

J-CASTニュース 2010年11月17日 20時25分

東京都内の居酒屋が食中毒には触れず「設備改修」などと書いた張り紙を営業停止中に出していたとして、週刊誌が批判している。違法性はないものの、ネット上では、こんな店の話題が度々書き込まれているようだ。

食中毒があったといううわさは、飲食店にとっては死活問題らしい。

公式サイトではお詫び文

「週刊金曜日」2010年11月5日号によると、ワタミフードサービスの居酒屋チェーン店で食中毒が発生したが、一時閉店を知らせる店頭の張り紙では、そのことには触れず、別の理由を挙げていた。張り紙写真を見ると、「設備改修および店内清掃」というのが理由になっているのだ。

食中毒があったのは、東京・世田谷区内の「語らい処 坐・和民」三軒茶屋駅前店。世田谷保健所の生活保健課によると、9月10日に出された宴会料理が原因で、ノロウイルスによる食中毒の症状を訴えた客が20人いた。同13日の立ち入り検査では店内から検出できなかったが、複数の食事グループから同じ遺伝子配列のウイルスを検出したため、同30日から7日間の営業停止処分にした。

ワタミの公式サイト上では、同日付で世田谷区からの行政処分についての文書を出し、店名を挙げたうえで、処分を厳粛に受け止め、再発防止などに努めることを明らかにしている。それにもかかわらず、店側が店頭に出した張り紙で食中毒に触れなかったのは、なぜなのか。

同店に取材すると、店長は「私の方からはお答えできませんので、本社に連絡して下さい」とのことだった。ワタミフードサービスでは、取材に対し、広報担当者が外出中としてまだ回答していない。

店頭で食中毒による営業停止を明示しないのは、問題にならないのか。

違法性ないが、誠意尽くすべきと指摘も

世田谷保健所の生活保健課では、「食品衛生法上、張り紙に明示しなくてはならないという決まりはありません。あくまでも業者の判断ですることです」と説明する。ただ、同区のホームページでは、三軒茶屋駅前店が食中毒による行政処分を受けたことを1週間告知していたとしている。

厚労省の食中毒被害情報管理室でも、「営業停止期間は、施設の清掃や従業員の再教育に当てる期間であり、食中毒を知らせる張り紙をしなかったからといって、問題視することはありません」と言っている。

もっとも、ネット上では、張り紙などで明示しないことに対し、不満の声も強いようだ。2ちゃんねるなどでは、食中毒が起こるたびに、「『都合により休業します』の張り紙あり 食中毒の表記無し」「堂々と社員旅行の張り紙を出す店あり!」といった批判的な書き込みがある。「盆休み」「ガス管工事」などといった理由を挙げる店もあるようだ。

日経レストランの2005年11月17日付サイト記事では、食中毒のクレーム処理について解説する中で、「ある店は、食中毒菌が発見されたことや、その原因、今後店ではどんな対策を取るかを店頭に張り紙をし、お客にすべて伝えた」と紹介。「下手に事実を隠すのではなく、反省して、誠意を尽くすことこそ、お客が求めていることなのだ」と訴えている。

食中毒に触れないことが「隠蔽工作」とまで言えるかは疑問だが、飲食店はいつも消費者からその対応を見られていることを忘れてはならないようだ。
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by yupukeccha | 2010-11-17 20:25 | 経済・企業  

「もも」なのに「ロース」=焼き肉店表記にNO―消費者庁

時事通信 10月7日(木)18時1分配信

 焼き肉店で、ももなどの部位を「ロース」と称するいいかげんなメニュー表記が慣行化しているのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は7日、業界団体の全国焼肉協会に表示の適正化を要望した。今後外食業者の団体にも改善を求める方針。同庁は「改められなければ、違反業者は処分する」としている。
 農林水産省の食肉小売品質基準では、ロースは背中側の肩周辺の肉(かたロース、サーロインなど)と定義され、スーパーなどではこれに従って売られている。しかし、同庁が調べたところ、焼き肉店では肉質が似ていることから、ももや腰付近のランプを「和牛ロース」と称して販売。実際のロースは「和牛上ロース」と表記していた。


もも肉をロースと表示、焼き肉店に改善要請
日本テレビ系(NNN) 10月7日(木)20時59分配信

 消費者庁は7日、焼き肉店で「和牛ロース」として出されている肉が、スーパーなどで「ランプ」や「そともも」として販売されている「もも肉」のケースがあるとして、業界団体に対し、消費者が誤解を招かない表示をするよう申し入れを行った。

 焼き肉店では、スーパーなどの小売店で用いられる部位の名称とは異なり、慣例で、赤身の多い肉を部位にこだわらず「ロース」としている店も多く、消費者庁はこれが景品表示法に違反するとして改善を求めている。


<消費者庁>「ロース」実はランプ 焼き肉業界に是正要求
毎日新聞 10月7日(木)21時39分配信

 消費者庁は7日、焼き肉業界がもも肉やランプ肉などを「ロース」と表示していることが分かったとして、業界団体の「全国焼肉協会」(加盟社約500社)に表示の見直しなどを求めた。大手焼き肉チェーン23社が加盟する「日本フードサービス協会」にも要請する。数カ月から半年ほどで改善されない場合は、景品表示法違反で個別業者への処分に乗り出す方針だ。

 同庁によると、焼き肉業界は慣行で、ももやランプなどの赤身肉を「ロース」と表示し、リブロースやサーロインなど本来、ロースにあたる部位は「上ロース」と表示してきた。同庁は「焼き肉業界の表示は実際より著しく優良と誤認させる」として景表法違反にあたると認定した。ただ、慣行が戦後から定着してきた事情を考慮し、個別業者に対する処分は行わず、業界全体での改善を求めた。【山田泰蔵】


<焼き肉業界>もも、ランプ肉を「ロース」表示 消費者庁、“慣行”見直し要求
毎日新聞 10月8日(金)7時59分配信

 消費者庁は7日、焼き肉業界がもも肉やランプ肉などを「ロース」と表示していることが分かったとして、業界団体の「全国焼肉協会」(加盟社約500社)に表示の見直しなどを求めた。大手焼き肉チェーン23社が加盟する「日本フードサービス協会」にも要請する。数カ月から半年ほどで改善されない場合は、景品表示法違反で個別業者への処分に乗り出す方針だ。

 同庁によると、焼き肉業界は慣行で、ももやランプなどの赤身肉を「ロース」と表示し、リブロースやサーロインなど本来、ロースにあたる部位は「上ロース」と表示してきた。同庁は「焼き肉業界の表示は実際より著しく優良と誤認させる」として景表法違反にあたると認定した。ただ、慣行が戦後から定着してきた事情を考慮し、個別業者に対する処分は行わず、業界全体での改善を求めた。【山田泰蔵】
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by yupukeccha | 2010-10-07 18:01 | 経済・企業  

「店舗情報勝手に載せないで」 佐賀県の飲食店が「食べログ」提訴

J-CASTニュース 9月10日(金)12時12分配信

 飲食店の「口コミ」情報を集めたウェブサイト「食べログ」をめぐり、佐賀市内の飲食店を経営する男性が、店舗情報の削除を求める訴えを佐賀地裁に起こしたことが2010年9月9日明らかになった。「食べログ」を運営するカカクコムは、削除に応じないと見られる。

 訴状などによると、2010年3月、店舗の外観やメニューなどが、店に無断で投稿・掲載された。その後、店は外観やメニューを変更したが、「食べログ」の掲載内容は変更されないままだった。店舗側は「食べログ」に削除を要求したが、受け入れられなかったという。

 また 店側は、独自のウェブサイトを開設しているものの、検索エンジンでは食べログの方が上位にヒットする。この点についても、「混乱を招く」と問題視している。

■情報を一般公開している店を全て掲載する方針

 カカクコム側は、答弁書で(1)掲載されている内容は、投稿時の情報としては正しい(2)最新の情報と異なる可能性がある旨、注意書きがある、などと反論。

 同サイトには、情報の正確性ついては

  「あくまでも任意で登録されている情報であるため保証することはできません」

としている。一方、

  「食べログでは『店舗情報を一般公開しているお店を全て掲載』する方針で運営しております。ホームページ・ショップカード・雑誌・書籍・電話帳などで店舗情報を一般公開しているお店については、店舗様のご意向に関わらず口コミが投稿される仕組みとなっておりますので、ご了承ください」

といい、公開情報は店の意図にかかわらず掲載するという方針をかかげている。

 食べログは、全国約60万店の情報が掲載されている国内最大級の口コミグルメサイトで、情報量の多さには定評がある。

 カカクコム広報室では、

  「訴訟に関わります件につきましては、現在紛争中であるため、当方からのコメントは控えさせていただければと存じます」

としている。
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by yupukeccha | 2010-09-10 12:12 | 荒む社会  

「餃子の王将」、6月売上高が前年割れ 35カ月ぶり

2010年7月12日22時31分 朝日新聞

 「餃子(ぎょうざ)の王将」を展開する王将フードサービスは12日、6月の売上高(既存店ベース)が前年同月比4.1%減だったと発表した。減少は2007年7月以来、35カ月ぶり。客単価は横ばいだが、客数が同4.2%減だった。

 昨年6月が同25.9%増と高い伸びだったため、広報担当者は今回の減少を「昨年のブーム的な伸びの反動が出た」と説明している。同社は低価格メニューが女性や家族連れなどにも受け、外食産業全体の伸び悩みをよそに、10年3月期累計での既存店売上高が前年同期比18.5%増と大きく伸びていた。
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by yupukeccha | 2010-07-12 22:31 | 経済・企業  

2ちゃんねらー「朝からラーメン」を拒絶

7月2日17時5分配信 web R25

2ちゃんねるにはラーメンにうるさい人が多いが、その彼らがこぞって「それはない!」と否定するラーメンが登場した。

これは、『東京ウォーカー』が6月20日付で配信した「朝からラーメンを食べる“朝ラー”ブームが都内に上陸!」というニュースがきっかけとなったもの。記事は「静岡の一部地域や福島の喜多方などにあるこの習慣(=朝ラー)がここ最近、都内に浸透しつつあり、都心のオフィス街に“朝限定メニュー”を出すラーメン店が増えている」というもので、行列店として有名な『ヒノマル食堂 つけ麺なおじ』『六厘舎TOKYO』『桂花ふあんてん』などが紹介された。

このニュースが報じられると、その目新しさからネット上でも「朝ラー」は大きな話題になった。ただし、その反応はブロガーと2ちゃんねらーとでは大きく異なり、ブロガーたちが

「今度朝からラーメンを食べてみようかな」
「朝ご飯に栄養タップリのものをいただくことは、一日に始まりにしては正しい(編集部註:原文ママ)」
「麺類は喉ごしの通りがよいので、ラーメンや素麺を朝食にすることは多い」

と、「面白いかも」という反応だったのに対し、2ちゃんねらーは

「朝っぱらからラーメンなんか食えるかよ」
「はいはい作られたブーム」
「こんなん続けたら体壊すよw」
「朝カレーの次は朝ラーメンかあ 次はなんだろうね」

と、大半が懐疑的。結局、2ちゃんねるの当該スレッドへの書き込みは1300件以上に達したものの、ラーメンにうるさい2ちゃんねらーたちに「朝ラー」は受け入れられることはなく、「ブロガーよりも2ちゃんねらーの方が新しいブームに保守的」という結果が明らかになった。
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by yupukeccha | 2010-07-02 17:05 | 社会  

ウェンディーズ 日本に再上陸へ

2010年6月24日 朝日新聞

 米ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」のアジア・太平洋地域の子会社は23日、日本に再進出する意向を発表した。日本では1980年に東京・銀座に1号店を出し、全国に店を広げたが、昨年末に撤退していた。「日本は世界2位の外食市場で無視できない」として、外食業者や小売業者とフランチャイズ(FC)契約を結び、再び多店舗を構えたいという。

 FCの契約先を探しており、再進出の時期は未定。店は以前とは別のデザインにする。80年の進出時の契約先は、大手スーパーのダイエーだった。2002年に牛丼チェーン「すき家」のゼンショーに契約先を変えたが、昨年末で契約が終了し、71店すべてを閉鎖した。
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by yupukeccha | 2010-06-24 06:00 | 経済・企業  

ドトール、ガムシロップを自主回収 金属片混入の疑い

2010年6月3日12時15分 朝日新聞

 ドトール・日レスホールディングスは2日、店舗で使ったり売ったりしているガムシロップに金属片が混入した疑いがあるとして、静岡以西のドトールコーヒーのガムシロップ(30個入り)約2万7千袋を自主回収すると発表した。567袋はすでに販売されており、残りは店舗内で提供されているという。健康被害の報告はない。

 製造委託している中日本氷糖(名古屋市)の岐阜県の工場で、ガムシロップをつめる機械の一部が破損し、ステンレス製の金属片が混入した可能性があることが1日の定期検査でわかった。4月12日から5月31日までに製造された商品を自主回収する。問い合わせはお客様相談室(0120・368・867)。
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by yupukeccha | 2010-06-03 12:15 | 社会  

「日本海庄や」の経営会社に賠償命令 過労死訴訟判決

2010年5月25日10時22分 朝日新聞

 全国チェーンの日本料理店「日本海庄や」の男性社員(当時24)の急死をめぐり、両親が「月80時間の時間外労働をこなさければ賃金が減る制度で過労死した」などとして、東証1部上場の経営会社「大庄」(東京)と平辰(たいら・たつ)社長ら役員4人に計約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、京都地裁であった。大島真一裁判長は、大庄側に計約7860万円を支払うよう命じた。

 男性は吹上(ふきあげ)元康さん。判決によると、吹上さんは大学卒業後の2007年4月に大庄に入社し、大津市内の店で調理などを担当。同8月、京都市北区の自宅で就寝中に急性心不全で死亡し、大津労働基準監督署から労災と認定された。両親は(1)亡くなるまで4カ月間の時間外労働が月平均100時間を超え、厚生労働省の過労死ラインを上回っていた(2)時間外労働が月80時間に満たない場合は給与を減額する内容の給与体系のもとで残業を強いられ、過労死した――などとして、08年12月に提訴した。

 大庄によると、同社は1971年設立。全国展開している飲食店は「日本海庄や」のほか「やるき茶屋」など約40業態、計約900店舗ある。
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by yupukeccha | 2010-05-25 10:22 | 経済・企業  

低価格帯居酒屋の出店を加速/コロワイド東日本

5月24日22時45分配信 カナロコ

 外食チェーンのコロワイド東日本(横浜市西区)は、低価格帯居酒屋の出店を加速する。不採算店の業態転換と新規出店により、2009年度の約3倍となる約100店舗まで拡大する計画。

 北海道、関東、関西地区で展開する約470店のうち、居酒屋を中心に60店弱を低価格の居酒屋「えこひいき」に転換。関東、関西地区を中心に約20店舗を新規出店する。個人消費の冷え込みにより減少した来客数の回復を狙う。

 コロワイド東日本は、居酒屋「甘太郎」、イタリアン「ラパウザ」など全40業態を展開。「えこひいき」は料金が均一の313円。平均客単価は2千円台前半と居酒屋としては低め。20~50代の働く女性やビジネスマンが主要顧客層で、郊外店ではファミリー層も多いという。
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by yupukeccha | 2010-05-24 22:45 | 経済・企業  

中国内陸部で始まったファストフード戦争

毛沢東的「農村から都市を包囲する」民族系と「大都市から地方へ進撃する」外資系が激突
2010年5月13日 ダイヤモンドオンライン

 かつて、毛沢東は「農村から都市を包囲する」戦略を打ち出し、中国革命を勝利に導いた。最近、この毛沢東の戦略でビジネスを進める地方の企業が増えた。たとえば、全国で中華料理以外のファストフード店の利用率ベスト5に食い込んだ「徳克士(Dicos)」がその典型的な例である。

 上海や北京などの大都市部では無名に近いレストランチェーン店だが、地方に行くと、その存在感が侮れない。1996年に1号店をオープンした同社は、もっぱら二線・三線都市を狙う。2009年6月には、1000店舗を持つ規模になった。

 ちなみに1000番の店は山東省泰安市にある。出店先の都市の規模やランキングを見ても、次第に大きい方に移動する傾向が見られる。地方都市から進撃する同社の戦略はまさしく現代版の「農村から都市を包囲する」戦略そのものだ。2009年末現在、382の都市に出店、3億人以上の消費者をカバーしており、売上高も30億元を超えたという。

 中国の都市ランキングは幾通りかある。行政のラインから見れば、都市ランキングは、直轄市、副省級市、省会市(省都市)、地級市、県級市の順となる。

 副省級市とは、1994年に指定されたある規模以上の都市のことを言う。現在のところ、武漢、厦門、広州、瀋陽、西安、済南、長春、寧波、深セン、広州、成都、青島、ハルビン、南京、杭州、という15の都市だ。日本の政令指定都市に似ている。

 しかし、商業または市場という視点から見ると、都市の等級分けはまた違った様相を見せる。一線都市、二線都市、三線都市といった分け方がよく見られる。

一線都市:消費力が高く消費人口も多い。上海、北京、天津、広州、深セン、武漢、南京、瀋陽、西安、杭州など。
二線都市:青島、長沙、合肥、南昌、長春、寧波、済南などの地方の中核都市。
三線都市:二線都市を除いた他の地級市のほとんど。経済の発展により、例外もたくさん出てきた。たとえば、蘇州は地級市だが、その消費力は一線都市に引けを取らない。
四線都市:ランク外の多くの県級市。呼び名は定着していない。そこにも例外がある。蘇州市の傘下にある昆山市は二線都市に迫る消費力を見せている。

 Dicosを追うかのようにして、地方から大都市部への進撃の機会を狙う外食企業はほかにもある。1993年1月8日、福建省厦門市で60平方メートルの1号店からスタートしたステーキハウスのHoucaller(豪客来)だ。2008年の年初時点で、15の省の50以上の都市に140軒ほどの直営チェーン店を経営。1800万人以上のコア消費者を持つとされる。

 広大な内陸市場で日増しに競争相手の力を感じているケンタッキーフライドチキンやマクドナルドなどといった外資系外食企業も、もちろん手をこまねいてはいない。現地で見た実例を紹介しよう。

 市場視察のために河南省内で移動していた時、『三国志』の曹操が活躍していた舞台である許昌の高速道路のサービスエリアで小休止することになった。サービスエリアにケンタッキーの店があったので何気なく立ち寄ってみた。すると、入口に立っている案内の内容が目にとまった。無料で紙コップ、お湯、氷、手さげ袋、ティッシュ、充電サービスを提供する、とある。

 百聞は一見に如かずと思って店内に入り、冷たい水をもらいたいと頼んだ。店員が笑顔で氷の入った水をくれた。思わず同行の関係者たちを呼び寄せて、しばらくコーラを飲んだりして休憩した。みながケンタッキーのサービスの良さを褒めた。

 そう言えば、ケンタッキーのメニューにもその中国戦略が透けて見えているところがある。安徽省合肥市を視察した際、途中でやはり休憩のために入ったケンタッキーの店内で中華朝食メニューを見た。海鮮と卵のおかゆに中華揚げパンの「油条」または春巻きという内容だ。値段は8.5元と12.5元だった。

「農村から都市を包囲する」戦略を取る地方の民族系外食企業と違い、ケンタッキーの中華朝食メニューの実施は上海から始まった。最初は2種類のお粥だった。生活リズムの早い上海市民のニーズを狙った大胆な作戦だといえよう。

 2002年から始まったこの中華メニュー作戦は好評を得て、気をよくしたケンタッキーは03年に北京地元の伝統的な味「鶏肉巻麺」、08年に「油条」、09年に「焼餅」といったように中華メニューの内容を増やしてきた。それと同時に、中華メニュー作戦を迅速に地方都市、つまり一部の二線都市と三線都市へと浸透させている。

 これまであまり接点のなかった中国民族系外食企業とケンタッキーのような外資系外食企業が中国の内陸部で激しい市場争奪戦を繰り広げようとしている。許昌の高速道路のサービスエリアで見たケンタッキーの案内がその意気込みを語っているような気がする。
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by yupukeccha | 2010-05-13 23:59 | アジア・大洋州